カットした断面の美しさからSNSで人気の映えるメニューが「萌え断」。ぱっと見、作るのが大変そうですが、自宅でも作ることができるんです。インスタパトロールで見つけた極上萌え断グルメの作り方を、作者からしっかり聞いてきました。ぜひチャレンジして、おうち時間をより楽しんでください。
目次
イチゴとキウイのチューリップが
可愛すぎるフルーツサンド
インスタグラムで可愛らしいモチーフメニューを投稿している@nao2748さん。「今までたくさんのフルーツサンドを作ってきましたが、春が近づいてくると作りたくなるのがイチゴをチューリップに仕立てたフルーツサンドです。ピンク色のパンを使ってより、春らしく仕上げました。イチゴのおいしさを存分に味わえるように、側面にもイチゴをちりばめました。クリームの甘さと、イチゴの甘酸っぱさがたまらない、とっても可愛いフルーツサンドです」
サンドイッチを重ねて作る甘くないケーキ
北欧生まれの「スモーガストルタ」
@nika_tanさんは、スウェーデンでお祝いの日に作られるスモーガストルタにチャレンジ。「差し入れ用に、見栄えが良くおいしいものをと作りました。挟む具の味やバランスを想像して、定番の卵サラダの他にキャロットラペや紫キャベツのサラダなど、カラフルな具を選ぶことが美しく仕上げるコツです。パンに色がにじまないように、両面にしっかりとバターを塗るのもポイント。周りのクリームにも砂糖を使っていないので、食事メニューとしていただけます。『見た目がケーキなのに、味はサンドイッチなんて』と家族もびっくりしていました。娘は、『野菜も入っているし甘くないので、罪悪感なくたくさん食べられる』と絶賛! サンドイッチの具によっていろいろな味が楽しめますよ。パーティなどの持ち寄りにもぴったりです」
モザイクアートのような
色鮮やかな巻き寿司
調理師免許を持つ@ yurisanbenさんは、千葉県の郷土料理・四海巻きを披露。「見ても食べてもおいしいアートな巻き寿司をと、カラフルな四海巻きを作ってみました。カットした断面を見て、娘たちも『きれい!』と喜んで食べてくれました。キュウリの食感とサーモンの風味がアクセントですが、普段ののり巻きとあまり変わらない材料で作っているので、食べやすいのも特徴です。真四角に仕上げるのがなかなか難しく、いつも“次こそは!”と思いながら作っています(笑)」
可愛いというより
スタイリッシュなキューブデザイン
毎日の家カフェ風景をインスタグラムに投稿している@humminglife_3さん。「たくさんの果物を使って、分厚く仕上げたフルーツサンドをキューブ型にカットしました。フルーツサンドと言うより、もはやケーキかもしれません(笑)。切った後をイメージしながらフルーツをのせるときれいな断面に仕上がります。旬の果物と、それに合うものを組み合わせて作ったので、ひと口でいろいろな味が楽しめるのもポイント。ミカンやキウイなど酸味が強い果物には、バナナなどの甘味のある果物をプラスするとバランスがいいですよ。普段お菓子を控えている母も喜んで食べてくれたメニューです」
丸ごとフルーツの断面がインパクト大!
絵も描いてとってもキュートなロールケーキ
工夫をこらしたさまざまなロールケーキを投稿している@t.shino__さんが作ったのは、丸ごと果物入り。「フルーツの断面をそのまま生かそうと、イチゴやミカンを丸ごと入れたロールケーキを作ってみました。生地にもフルーツ柄を転写して、どこから見ても可愛いらしく仕上げました。ポイントは、カットした際の断面を考えながら果物を置いていくこと。ホイップクリームには、クリームチーズを入れているので、コクがあって重たすぎないおいしいロールケーキに仕上がりました。家族は私の作るロールケーキが大好きでいつも喜んでくれますが、萌え断ロールのときはより反応が良く『凄い!』と褒めてくれますよ」
上品で美しいバラのデザインを
和風にまとめたアイデア
JSIA飾り巻き寿司1級インストラクターで栄養士の資格を持つ@mooisushiartさん。「さまざまな飾り巻き寿司を作っていますが、そのなかでも人気なのがバラモチーフです。おぼろやたらこ、薄焼き卵を使ってバラの柄に仕立てますが、材料の準備が整えば、巻くのはとっても簡単です。具材の塩気のバランスもちょうど良く、味もとてもおいしいですよ。断面が美しいので、持ち寄りのパーティに重宝しています。 『きれいで食べるのがもったいない』と言われることも少なくありません」
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鮮やかで美しい断面を見せてくれる萌え断メニューの数々。サンドイッチやスイーツ、そして巻き寿司も…萌え断を意識することでいつもは違う、見ても楽しいメニューに早変わりします。誕生日や記念日など、特別な日のメニューにぴったりですので、ぜひ今回のアイデアを参考にトライしてみてくださいね。