新米をもっとおいしく！【家電ライター推薦】最新炊飯器５選の味くらべ　2018

画像提供：パナソニック

数ある炊飯器のなかからセレクトしてくれたのは、米・食味鑑定士の資格を持ち、毎年発売される主要炊飯器はほぼ試しているという、家電ライターのコヤマタカヒロさん。2018年４月から９月にかけて発売されたなかから５機種を選抜し、それぞれの魅力について語っていただきました。「最短で炊ける東芝や、店頭での評判やコスパの良い日立なども悩みましたが、今年のおすすめは、まず炊きたてがおいしいバーミキュラとシロカ。保温機能はないのですが、ここ数年冷解凍技術があがっていることもあり、いつでも炊きたての味が楽しめると人気を集めています」(家電ライター コヤマタカヒロさん・以下同)。普段は外食だけどたまの家ごはんはやっぱりおいしい炊きたてがいちばん！というパワーカップルにおすすめだとか。「また、パナソニックはごはん粒の艶感、粘り、甘味のトータルバランスがとにかくいい。220度のスチームでお米をコーティングするので保温したごはんもおいしいです。一方、しっかりとした粘りと甘味の強いごはんが楽しめるタイガーや象印はファミリーに。特に体育会系の部活男子のいるご家庭にはぴったりです！」と、聞いているだけでお腹がすきそうですが、それぞれの魅力について、さらに詳しく紹介します♪

本物の土鍋を使用した全自動電気炊飯土鍋
『長谷園×siroca』
かまどさん電気 SR-E111

熱しにくく冷めにくい伊賀焼土鍋の特長を活かし、昔ながらの（はじめチョロチョロなかぱっぱ）炊飯を実現した『長谷園』の土鍋、“長谷園かまどさん”は「栞庵 やましろ」や「恵比寿 あふそや」などプロの料理人からも選ばれている逸品。その土鍋の味を炊飯器で忠実に再現したのがこちら！！　 サイズ：幅30×奥行30×高さ26.1㎝  重量：7.6kg(土鍋含む)  炊飯時消費電力：1300w  モード：雑穀米、玄米、おかゆ

Koyama’s  recommend
「鍋炊きらしい甘味ともっちり感。土鍋の香り漂うおいしいごはんが食べられます。義理の両親が来たときなど、特別なお客様のおもてなしにも“丁寧に暮らしているなぁ”と思わせるビジュアルもいいですよね」

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理想的な火加減管理で多彩な調理も可能！
『バーミキュラ』ライスポット RP23A

対流を促す丸みを帯びた鍋のカーブ、継ぎ目のない一体構造のフタ、飯返ししやすい鍋底のリブなど、炊飯のために進化した鋳物ホーロー鍋。火加減調節を自動化する理想的な加熱機器を組み合せることで、鍋炊きごはんのおいしさを手軽に楽しめる新しい発想の炊飯器です。サイズ：幅31.1(取っ手含む)  ×奥行29.6×高さ20.8㎝  重量：約6.9kg   炊飯時消費電力：1350w(定格電力)  モード：玄米、おかゆ、調理モード

Koyama’s  recommend
「炊きたてのおいしさならコレ。お米のおいしさがハイレベル。お米のポテンシャルを最大限に発揮してくれる商品です。焦げずに炊けるところもポイントですね」

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50種の米の銘柄を炊き分ける！
『パナソニック』5.5合 炊飯器
圧力IH式 Wおどり炊きSR-VSX108

精米後時間が経過し乾燥してしまったお米でも、まるで新米かのようにおいしく炊くことができる「鮮度センシング」機能を搭載。また業界最多の50種類を炊き分けられる「銘柄炊き分けコンシェルジュ」などお米の旨さを引き出すことにとことんこだわった炊飯器です。サイズ：幅27.5×奥行36.1×高さ23.4㎝  重量：7.8kg  炊飯時消費電力：約1210w モード：玄米、雑穀米、発芽玄米、赤飯、おかゆ、おこわ

Koyama’s  recommend
「ごはんを炊くこと自体がとことん楽しめる炊飯器です。子供のお祝いごとで家族や親戚が集まったとき１時間で手軽に赤飯が炊けるのも魅力。しかも米はもちもち、豆はふっくらでとてもおいしいんですよ！ 個人的にはおこわがおいしく炊けるところも気に入っています」

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米の味が強く濃厚に炊き上がる
『タイガー』土鍋圧力IH炊飯ジャー
〈炊きたて〉 JPH-A101-KE

熱対流のいいプレミアム本土鍋、保温ごはんもおいしいつや艶内ふた 、ふっくらと香りよく炊き上げる高温蒸らしのトリプル機能が、米の旨味と香りをしっかり引き立ててくれる優秀炊飯器。火加減も三段階で調節でき、しっかりお焦げもつけられます！ サイズ：幅26.1×奥行32.5×高さ22.0㎝  重量：7.0kg  炊飯時消費電力：143w(エコ炊き)  モード：玄米、雑穀米、押麦、もち麦、麦がゆ、おかゆ、おこわ、調理

Koyama’s  recommend
「米の味が強く濃厚に炊き上がる炊飯器は、まるで田舎に住む祖父母宅で食べるごはんみたいな炊き上がりです。しゃっきりと優しいごはんが好きな人というより、白米の味をダイレクトに楽しみたい！という人にぴったりです」

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121通りの炊き分けで、自分好みを追求！
『象印』圧力IH炊飯ジャー 炎舞炊き
(5.5合) NW-KA10

業界初(※１)３つのヒーターを独立制御できるローテーションIH構造で、激しく複雑な対流を起こし高温の熱を米一粒一粒に伝える機能。内釜には蓄熱性と発熱効率の高い“鉄”と熱伝導性の高い“アルミ・ステンレス”を組み込んだ業界初(※２)素材を使用。大火力を最大限に生かした構造で米の旨味を凝縮。サイズ：幅27.5×奥行34.5×高さ23.5㎝  重量：8.5kg  炊飯時消費電力：1240w  モード：雑穀米、玄米、金芽米(＊金芽米は東洋ライス㈱の登録商品)おかゆ、など 　※１底IHヒーターを３つにし、それぞれを独立制御する技術 ※２家庭用炊飯ジャーにおいて、アルミ・ステンレスのクラッド材に鉄をはさんだ釜として。 ※１※２ともに2018年５月31日新聞発表による。象印調べ。

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「しっかりと圧力がかかる炊き方で、ごはんの甘味と粘りが強いのが特徴。121通りある“わが家炊き”機能で味の調整もしっかりとでき、使いやすいところもポイントです」

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気になるポイントを比較してみましょう

ひとえに炊飯器といっても、実に多彩。味の好み、使い勝手など何をポイントにするかによっても選び方も変わってきますが、ストライクな機種は見つかりましたか？ 新米が出回っているこの時期、とびっきりの炊飯器で炊いたごはんを味わえば「あぁ～日本人に生まれてよかった！」と思うはず。