みなさんは、化粧水などを冷蔵庫で冷やして保存したことはありますか? ヒヤッと毛穴が引き締まる感じが好きでやったことがある人も多いかもしれません。今、フランスの『Menaliz(メナリズ)』社がコスメ専用の冷蔵庫「Beautigloo(ビューティーグルー)」を開発して話題になっています。このプロジェクトの仕掛け人でCEOのクララ・リジアーさんに、語っていただきました。
ハワイに住んでいるとトレンドから程遠い生活になりがち(笑)なので、よくチェックしているトレンドハンターというサイトがあります。そこで知ったのが、「Beautigloo」というコスメの専用冷蔵庫の存在。実は、ヨーロッパでは、コスメを冷蔵庫に入れて保存することが当たり前で、リサーチ会社の統計によると、ヨーロッパの女性の5人に1人、約2200万人がコスメを冷蔵庫保存しています! コスメは空気、湿度、熱、光に大きく左右されるので、冷蔵することでその効果を長持ちさせるという考え方なのですが、クララさんが考えたのが“コスメ専用冷蔵庫”。通常の冷蔵庫に入れると食べ物の臭いが付いたり、逆にコスメが食べ物に悪影響を与える可能性もあるし、コスメを取り出すのに頻繁に開け閉めするのも良くないし、温度や湿度を完璧な状態でコントロールできないことなどを常々疑問に思っていたそうです。今年の6月、キックスターターというクラウドファンディングのサイトで、コスメ専用冷蔵庫「Beautigloo」の制作プロジェクトへの資金集めを募ったところ、なんと48時間で27,044ドルが集まり、希望達成額をあっという間にリーチしてしまいました。

キックスターターでのビューティグルーのページ。
コスメ専用冷蔵庫で
コスメを冷やすベネフィットとは?
- フランスの皮膚科や美容外科医とパートナーシップを組んで共同デザインをしたこの「ビューティーグルー」ビューティーボックス。クーリングシステムがコスメの品を安定させベストな状況をキープできる10℃に保ち、湿度はミニマムに抑えてくれます。電源は、世界のどこでも通用する90-264V(50-60 Hz)で、コンセントはタイプA―Oまで全て使用可能(日本ももちろん大丈夫)。
- 作動音は20デシベル以下と静か。ちなみに20デシベルは「木の葉のふれあうくらいの音」だそうです。ボックス内のレイアウトは、自分の好きなようにカスタマイズできるのでとても便利です。タッチパネル式で、時間やボックスの中の温度も常に表示されています。このビューティーボックスの開発には何十ものプロトタイプを試し、およそ2年かかって完成しました。
このコスメ専用冷蔵庫を開発したMenaliz社では既に半年に及ぶベータテストをしており、冷やすことでコスメが確実に良い状態で保存でき、長持ちしたというデータが出ているそう。この会社の研究データに基づいて冷やすべきコスメをいくつか紹介すると、まずは保存料を使っていないコスメ。菌やバクテリアが育ちやすいので冷やすべき。またマニキュアも、冷やして暗い場所に置いたほうが、変色やテキスチャーが変わることを防ぐことができます。アイクリームやフェイスクリーム、フットクリーム、香水も、環境により成分が変化しやすいので冷蔵保存がおすすめですし、リップやアイライナーなども冷やすとベトベトしにくくなります。フットクリームなどは、冷やして塗ったときの気持ち良さが想像できますね!
コンパクトで品のあるデザインは
インテリアのアクセントとしても◎
大きさは、23×22×23.5㎝、重量3.5kg、容積は5リットル。洗面台に十分載る大きさですし、もし乗らなくても、とても洗練されたデザインなので、インテリアのアクセサリーとして、例えばベッドルームに置くのも素敵です。朝、目覚めたと同時に冷えたトーナーをスプレーするのも気持ち良さそう!

いつも使っている鏡台が一層華やかになる愛らしいコスメ専用冷蔵庫です。
キックスターターに資金提供した人たちには、今年の12月に商品の発送が始まりますが、その後、来年早々に世界各国に向けて一般販売、(世界どこでも発送!)を計画中。そもそも149ユーロ(約19,000円)の出資金で手に入るという仕組みでしたが、一般に売り出す際は、249ユーロを予定しています。「発売が決まったらすぐに『re:sumica』に教えてあげる!」と言ってくださいました!

左がCEOのクララ・リジアーさん。クララさんは、なんとまだ24歳。パリのビジネススクールで起業家になるためのディプロマを取得し、コスメの商品開発や美容アドバイザーなどを務めた後にこのアイデアを考えたという才女。そのガッツにも驚きです。
個人的には、コスメを冷蔵庫で冷やすという観念が、手作りコスメ以外はなかったので真剣に購入を考えたくなりました。みなさんもコスメ専用冷蔵庫の導入を検討してみては?