最近は4K&大画面のテレビが主流ですが、部屋が広くないと圧迫感も。そんなときに取り入れたいのが「テレビの壁掛け」。床に置かないだけでとてもすっきりするし、ごちゃごちゃしがちな配線も整理できて掃除も格段に楽です。インテリアのイメチェンやテレビ買い替えのタイミングにいかがですか?
今回取材したのは「ジャストップ株式会社」。特許を取得した独自の工法で、テレビの壁掛け分野でトップのシェアを占めています。そのメリットを挙げると、
- テレビ台などの家具が減らせる~狭いリビングでもテレビ周りがすっきりすることで空間にゆとりが生まれます。小さなお子さんが走り回っても安心。
- ケーブル類がまとまり掃除がしやすい~テレビ背面のごちゃごちゃしたケーブルやコードは美しくありません。これらを壁に隠してしまうことで見た目もぐっと美しく、掃除も格段に楽になります。
その素敵さは、設置例を見ていただければ分かると思います。
床面がすっきり部屋が広く感じる!
目次
狭いスペースもテレビ置き場の候補に変わる!
テレビ以外にゲームやレコーダーも壁面収納!
落ちてこないか心配ですが、震度7の
地震にも500㎏の重さにも耐えられるそう
現在流通しているテレビのほぼ全てが壁掛けに対応していますが、問題はその施工方法。「一般的な住宅の壁には石こうボードが使われていますが、テレビを保持できるほどの強度はありません。従来の工法だと大工仕事やクロスの補修が別途必要になり、工期や費用もそれだけかさみます。ジャストップでは壁面を補強する特殊な部材を独自に開発し、これを壁内の空間に挿入することで500㎏(一般的な大画面テレビは20~80㎏ほど)の荷重に耐える工法を生み出しました。さらに耐震性にも優れており、実験では震度7の揺れが5分以上続いても耐えられるというデータもあります。」(ジャストップ岡田正樹さん 以下同)
気になる配線もすっきりまとめられるので
掃除が楽!部屋にゆとりも生まれます
「ケーブル類の処理法は二つありますが、いずれもケーブル類は見えない仕様なので、壁面がきれいになり、テレビ周辺のスペースが広く使えるようになります。さらには掃除がしやすいというメリットも。余計なものがない分、映画館のスクリーンを見ているように画面に集中できるのも大きなポイントです」
プラスチック製の筒の中にケーブル類を収め、テレビ裏から真下に設置。幅木などに沿わせて電源までつなげるモール処理。若干の凹凸は出ますが、床近くなので、視界の邪魔にはなりません。隠ぺい処理はテレビ取り付け部の壁とテレビ真下の壁に穴を開け、壁内部にケーブルを通す方法。外からは凹凸感も違和感もないのですっきりした見た目で美しいです。ちなみに金額はモール処理990円〜で隠ぺい処理は8,580円〜。作業時間は現場の状況にもよりますが、隠ぺい処理のほうが1時間ほど余計にかかります。
テレビの他にもアイデア次第。
自転車や水槽だって壁掛けできます
「取り付けできるのは薄型テレビに限りません。取り付け金具もバリエーションがあるので、500㎏の荷重以下であればほぼ何でも壁掛けできます。過去の実例としては熱帯魚を入れた薄型の水槽を取り付けたり、愛用の自転車やサーフボードを壁掛けできるように施工した例もありました。発想次第でさまざまなインテリアを楽しんでいただけると思います」
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ジャストップは大手家電量販店と提携しているので、大画面テレビを買ったときに「壁掛け工事をしたい」と相談すれば、店頭で紹介してもらうことができます。施工料金は取り付けるテレビの大きさや壁の種類によって異なりますが、30,580円(税込)〜とかなりリーズナブル! 通常のケースであれば工事も2時間程度で済むそうです。基本的にヒアリングは電話のみで下見も不要。テレビ周りの煩わしさにお悩みの方は、チェックしてみては?
取材したのはこちら
大規模な工事が不要で、工事時間も短くて済むオリジナルの壁掛け施工法「ジャストップ」を開発し、特許を取得。ジャストップ工法の普及に努めるべく、その技術を法人、家電量販店、個人宅など、全国に向けて販売中。