今夏はワークショップなどでも、名前を目にする機会が増えたハーバリウム。ガラス瓶に花材とオイルを入れただけなのに、光を反射してキラキラと輝く幻想的な魅力があります。その最新トレンドが分かるお手本をいくつかピックアップ。見るだけでも十分癒やされますよ!
ワークショップを多く開いている
「麻布Amy」藤本美郷さんに
最新のトレンドをお聞きしました!
技術的に手の凝ったものに
挑戦する人が増えている!
「ハーバリウム作りもどんどん進化し続けていて、技術を要する作品に人気が集まってきています。花材の浮きを止めるのが難しいハーバリウムですが、“空間静止”という技術を使って、花材をさも浮いているかのように見せている作品が最近のトレンド。また、“ビビットカラー”で層を作った作品もハーバリウム作り体験教室で人気ですね」(麻布Amy 藤本美郷さん amy02misato05 以下同)
まるで「お魚が泳いでいる!」雰囲気を醸す
“アクアリウム”みたいなハーバリウム
「水草風のグリーンや金魚のシート、ハーバリウムストーンで魅せる、まるで“アクアリウム”みたいなハーバリウムも流行のひとつ。花材をお魚のように見立てたり、UVレジンを水槽から出る気泡のようにアレンジしたり。最近では、いろいろな種類のお魚のシートなども市販されていたりなど、変わりダネのハーバリウムも続々登場していますよ」
透明感のある素敵な作品に最新ハーバリウムのトレンド傾向、いかがでしかたか? 観測史上、最も暑い夏、などと言われる今年の夏! すこしでも、清涼感のあるハーバリウムの画像で、疲れを癒やしていただけたら、と思います。また、これを機にハーバリウムやハンドメイド作品の魅力について、興味を持っていただけたら幸いです。
(撮影/相澤琢磨)
監修
1976年の開催から始まり、来年43回目を迎える世界最大級のハンドメイドホビーの祭典です。毎年、ゴールデンウィークの初旬の3日間、東京ビッグサイトで開催しています。特に、近年、花を使ったハンドメイドが流行しており、今年新たに加わった「フラワーWROLD」では、最新のハーバリウムワークショップが開催され、注目を集めていました!「第43回2019日本ホビーショー」は東京ビッグサイトの西ホールに場所を移して4月開催予定です。
E-mail:hobbyshow-pr@witan.co.jp
担当:野島