海外通販「iHerb(アイハーブ)」のおすすめ石けんを紹介します。環境意識の高まりと共に固形石けんユーザーは増えていますが、日本ではまだ種類は少なく、洗い上がりや香りなども海外に比べるとまだまだ。現地価格がお得なアイハーブを利用すれば、使い心地もいいお洒落な石けんが見つかりますよ。
環境意識が高まり、SDGsが時代のテーマとなるなか、毎日使うソープやシャンプーを固形石けんにシフトする人が増えています。エコや環境への意識が進んでいるアメリカで10年暮らしていたこともあり、私も以前から固形石けんに注目し使っていて、300種類以上の石けんを取り扱うアイハーブで、目的に合わせていろいろお試し購入しています。簡単に石けんの魅力をまとめると
- パッケージが紙の包装でプラゴミが出ないものが多い
- 石油由来の合成成分を使っていないものが多い
- 液体石けんに比べて減らずに長持ち
- 場所を取らないからすっきりする
などです。ゴミが少ない点が、固形石けんいちばんの魅力で、エコ意識が高い人が選ぶ理由もここです。また、石けんは基本的に天然油脂と苛性ソーダがあれば作れるものなので、無添加のものをたくさん見つかります。アイハーブだとヴィーガンやオーガニックなどナチュラル処方のものが多く揃うことも注目したい点。アイハーブ歴5年、固形石けんユーザーの私がおすすめを紹介します。
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◆ THE GRANDPA SOAP ◆
「PINE TAR BAR SOAP」
全身に使える100%植物性のエコ石けん。
乾燥肌のかゆみが軽減し、我が家は5年愛用中
植物性にこだわり、1878年から米国で伝統的な石けん作りを続けてきたブランド「グランパ」。持続可能な森林と農業と観光に関する環境認証の提供を主とする団体、レインフォレスト・アライアンス認証を受けるなど、環境への配慮を続けているブランドです。特に「パイン・ター」と呼ばれる松ヤニ成分が主のこのソープは、髪の毛から肌まで全身に使え、アトピーや乾燥肌に良いと言われています。乾燥肌で、冬場のフケが気になっていた夫のために、iHerbで見つけて以来、我が家でも愛用中。特に乾燥肌におきがちな「かゆみ」に効果大のようで、すでに丸5年も使い続けています。松ヤニの独特な匂いが苦手、という声もありますが、洗い流した後のさっぱり感はやみつきになるほどで、その魅力は匂いよりも勝ります。固形石けんひとつで全身を洗えるのでバスルームにたくさんのボトルを並べなくて済むのも私としては嬉しいところです。
◆ NUBIAN HERITAGE ◆
「AFRICAN BLACK SOAP BAR」
肌に優しいオーガニックソープ
シアバター配合で全身しっとり洗えます
2人のニューヨークカーが路上販売からビジネスを立ち上げたという「ヌビアンヘリテージ」はエシカルブランドの代表格。アフリカで作られてきた伝統的な石けん「アフリカン・ブラック・ソープ(通称A.B.S)」は、苛性ソーダを使わずに、カカオの果実灰を混ぜて作った黒い色が特徴。ニキビ、脂性肌、湿疹のケアなどに使われていたバナナの皮、タマリンドエキスとパパイア酵素も含まれており、植物性なのもポイント。保湿力の高いシア・バターが入っているので、お肌の角質を取り除きつつ、保湿力を保ちながら、しっかりと汚れを落としてくれると人気です。これから乾燥が気になる時期ですが、突っ張ることなく洗えますよ!
◆ ACURE ◆
「COCONUT & ARGAN SHAMPOO BAR」
森林破壊の原因と言われるパーム油不使用。
ヴィーガンブランドの全身洗えるソープ
米国のヴィーガンコスメブランドの「Acure」は固形石けんをはじめ、フェイシャルマスクやスキンケアアイテムも充実していて、ライン使いする人も多い人気ブランド。このソープバーは、森林破壊の原因になりながらも一般的な石けんの多くに使われているパーム油不使用。ココナッツオイルとアルガンオイルで作られたオールインワンソープで、頭から足の先まで洗えます。ヴィーガンながら、泡立ちも洗浄力も素晴らしく、トリートメントなどヘアケアアイテムだけでなく、洗顔料やスキンケアまでラインで揃えるリピーターが多発!ただ、シャンプーとして使う際はややきしむそうなので、同ブランドのトリートメント併用がおすすめです。
◆ J.R.LIGGETT’S ◆
「MOISTURIZING FORMULA
SHAMPOO BAR」
固形シャンプーの老舗ブランド。
傷んだ髪の毛をうるおいたっぷりのツヤ髪へ
固形シャンプーブランドとして生まれた「J.R.Liggett’s」は、30年以上に渡って米国の固形シャンプーの人気ブランドとして君臨し、そのお洒落なパッケージデザインにもファンが多いです。肝心の使い心地も申し分ないようで、固形石けんにありがちな洗い上がりのきしみもなく、頭皮もすっきりすると絶賛するユーザーが多数です。なかでもおすすめなのが、ダメージヘア用のこちら。ビタミンE、アロエベラ、アーモンドオイルなどの成分が傷んだ髪を回復させ、艶のあるしっとり髪へと導いてくれます。夏の紫外線ダメージを受けた今、乾燥厳しくなる冬に向けてぜひ使い始めたいシャンプーバーです。
◆ Badger Company ◆
「Shampoo Bar」
子供から大人まで安心して使える!
オーガニック成分85%のシャンプーバー
野外の厳しい気候や作業による手荒れ対策用に作ったバームがきっかけで誕生した米国発のオーガニックブランド「バジャーカンパニー」。合成保存料・化学香料不使用で、クルエルティフリー、GMO(遺伝子組み換え)フリーなブランドだけあって、小さなお子さんにも安心して使えると人気です。このシャンプーバーは、オーガニック成分85%で、植物性オイルと保湿力のあるグリセリンでできており、泡立ちは良いものの、固形石けん特有のきしみは避けられないので、シャンプー後、トリートメントやコンディショナーは必須。1個の石けんで、およそ50回の洗髪ができる354mlの液体シャンプー同様の使用頻度が可能ということでコスパの高さはピカイチです。
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BARというと棒状のみを指すのかと思いますが、英語圏だと固形石けんを意味する総称なので、丸でも四角でも三角でも棒状でも、どんな形のものでもSoap Barと言います。ちなみに液体石けんはLiquid Soap、液体、固形含む石けん全体のことをSoapと表現します。というわけで、豊富に揃うアイハーブでぜひ、お気に入りのSoap Barを見つけてみてくださいね。
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