意外と飲みやすくて癖になる、香りも味わう「コーヒー焼酎」の作り方

以前に居酒屋で見つけたコーヒー焼酎。コーヒーの芳醇な香りでマイルドに感じるからなのか、ロックでもかなり飲みやすくてとても気に入ってしまいました。それ以来、自宅でもたまに作っています。コーヒー好きなら一度は試してほしい、焼酎好きにも味わってほしいので、その作り方をご紹介します。

焼酎の味に、コーヒーの風味と香りが重なり合って、なかなかおいしいコーヒー焼酎。たまに居酒屋でも見かけますが、試したことがない人が多いと思います。でも、これがとっても合うんです。まず、コーヒーリキュールのように甘くないのがいい。純粋にコーヒーの香りを堪能しながら、しっかりとお酒も味わえます。

目次

お手本にしたのは「上島珈琲」のサイト

参考にしたのは上島珈琲のこのサイト

作り方を探していたら、上島珈琲で紹介しているのを見つけました。豆や焼酎の量配分については、基本的にこのサイトに準じています。

焼酎100㏄に対してコーヒー豆10gを3日~1週間浸すだけ!

だそうです。この簡単さが、やってみようと思ったきっかけですね。ちなみに、今までの経験だと1週間以上漬け込まないと風味が足りなく感じます。最初は上のお手本の写真のようにガラスの保存容器に焼酎を入れてコーヒー豆を浸していましたが、最後に底に沈んでいる豆を取り出しにくいのが難点。この面倒臭さを解消したいと思って閃いたのが、水出しコーヒーポットを使うこと。

水出しコーヒーポットを使うと便利!

『ハリオ』水出し珈琲ポット。コーヒー焼酎だけじゃなく、当然ながら水出しコーヒーも作れます。我が家では麦茶もこれで作っちゃったりといろいろ重宝しています。

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今は「ハリオ 水出し珈琲ポット」を使っています。これを使うと、コーヒー豆が底まで沈まないので、できあがった後にコーヒー豆をきれいに取り出せます。豆を入れっぱなしだと、ちょっと渋味が出てくるように感じます。

ストレーナーにコーヒー豆を入れて、ポット上部に設置。後は焼酎を豆が半分以上浸るまで注ぎます。このときコーヒー豆は焼酎に浮いている状態で、ストレーナー下部は空いています。豆に焼酎が染み込んでくると、豆が沈んでいくので、コーヒーの出具合をジャッジするのにも好都合。この水出しコーヒーポットを使うと、底まで豆が沈まないので、とっても楽ですよ!

2日目にはけっこう色がついてきますが、香りはほぼしません。個人的には7日~10日くらい漬け込むことが多いです。

だいたい1週間で完成!

水出しコーヒー同様、コーヒー豆のオイルもしっかり抽出されているので、コクのある味わいが楽しめます。コーヒーの炭酸割りは、あまり飲みたいとは思いませんが(笑)、コーヒー焼酎は、ソーダで割るとコーヒーの香りが鼻に抜けて、風味を感じやすくなるので意外とイケます! まだ試したことはないのですが、カフェオレ的な牛乳割りもおいしいらしいです。当然ながらガムシロップを入れたり、他のリキュールを混ぜて甘くするのもアリですよ。

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合わせる焼酎はあまり癖の強くないものであれば大丈夫ですが、甲類がおすすめ。逆にコーヒー豆は、香りが楽しめる種類のものを。これを基準に選んでみて、もしコーヒー焼酎が気に入ったら、いろいろな組み合わせを試して、自分の好みを見つけてください! 今までは、豆を漬け込んでいましたが、水出しコーヒーポットがあれば、挽いた豆を使うこともできると思うので、今度試してみたいと思います。そのほうが時間をかけずに淹れられるはずです。

ちなみに私のお気に入り豆は、カルディの「グアテマラフレンチ」。しっかり深煎りした苦味と香りが楽しめます。普段のコーヒーもこの豆で淹れています。お試しください!

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