お花がなくてもOK!家にあるグリーンで「映える食卓」の飾り方

お洒落な食卓作りには花を添えると簡単ですが、いつもあるわけではありません。そんなとき、ベランダで育てているハーブやアイビーなど、つまり「葉っぱ」が役立ちます。実はお花以上に活躍してくれるグリーンの使い方を、我が家のテーブルメイクを参考にご紹介します。

お料理を盛り付けたお皿を並べるだけの食卓が、ちょっと地味な気がして、イマイチ映えない。毎日の食卓ではそんなことも多々ありますよね。だからと言って花を買ってくる程でもない。そんなときに活躍するのが、庭やベランダで育ててるハーブやアイビー等の緑の葉っぱです。お花のように食卓に飾ってもいいし、盛り付けのアクセントにも使える。そんなお役立ちのアイテムなのです。

目次

ベランダや庭で育てているグリーンや
ハーブでテーブルをみずみずしく!

写真左がアイビー、右上がレモンハーブ、右下がオカメヅタ。どれも自宅の庭で育てています。

ハーブはお料理を素敵にしてくれるアイテムですが「お料理にしか使えない」と思い込んでいませんか? お料理に使わない間に、気がつくと大きく育ってしまったハーブがあるなら、捨てずに摘んでテーブルに飾ってみましょう! グリーンがあるだけで、テーブルに爽やかさがプラスされ、みずみずしさも感じられるようになります。我が家ではハーブはその年によって植え替えていますが、日当たりがあまりよくなくても毎年ワサワサと育つのがレモンバームです。日当たりが良ければミントやローズマリーがあるとより活躍します。ハーブ以外に私が活用しているグリーンが、アイビーやオカメヅタ(甲子園球場に絡まってるアレです)。以前は道端に生えてるのを取ってきたこともありますが(笑)、あまりによく使うので、今では庭の片隅に植えて育ててます(もの凄い勢いで増殖中です)。その他には、もみじや南天、ハランがお庭にあれば、こちらもお料理の盛り付けによく使われる葉っぱです。

食卓に取り入れやすいグリーンと
その使い方を紹介します

アイビー
ツタのまま置いたり、葉っぱをお料理に添えて

お皿をテーブルに並べて、ちょっと物足りないとき、私は庭から15~30㎝位の長さでアイビーを何本か取ってきます。お皿とお皿の間にアイビーを置くだけで簡単にテーブルがフレッシュに! アイビーは水に挿しておかなくても簡単にしおれないので、そんな使い方もできるんです。ただお皿を置いただけだと、テーブル全体がバラバラに見えて、落ち着かない印象になることもありますが、そんなときにアイビーがお皿とお皿の間をつなぐ潤滑油になってくれるのです。置くだけで全体がまとまって見えてくるから不思議ですよね。

また、アイビーの葉をお皿の上に飾ると、盛り付けの隙間(お皿の空間)を埋める役割と彩りを加える役割の二つを同時に果たしてくれます。スイーツの盛り付けで生クリームの上にミントを添えたり、お弁当に緑を足すためにバランやレタスを間に挟んだりするのと同じ感覚で使うと取り入れやすいと思います。

オカメヅタ
テーブルや器に敷いて使うとアクセントになる

オカメヅタは葉のサイズが大きいので「敷いて使う」とテーブルのアクセントに。コースターのように器の下に敷いたり、ジャムなどの瓶を置くときにも1枚敷くと動きが出せますよ。

お料理やスイーツの下に敷いても、アイビー同様に彩りを加えるアイテムとして活躍します。

レモンバーム
お花と同じように飾ってみる

我が家でいちばん元気に育つハーブがレモンバーム。放っておくとどんどん伸びてどんどん増えます。伸びたレモンバームはお花のように摘んで生けるのがおすすめです。

食卓の真ん中に飾ってもグリーンが生き生きとして、爽やかさを感じるお洒落な食卓になりますよ。白い花が咲くのも可愛いです。

上手にグリーンを使うポイント

  • まずは洗ってキッチンペーパーでふいておく~そうすれば食べ物が触れても大丈夫ですね。
  • なるべく葉の形がきれいなものを選ぶ~欠けてたり変色しているすると、虫や古さを想像させて不快感を与えてしまいます。きれいでフレッシュな葉を使うのがポイント。
  • 盛り付けに使うとき、葉の先を器の外に少し出す~先が外に出ることでお皿の形(丸とか四角)をほんの少し崩すことで躍動感がでてきます。丸や四角がそのまま並んでるよりもおいしそうに見えますよ。
  • 飾るときは、ピッチャーやガラスの器を使う~きちんとした花器よりもよりナチュラル感が出ます。たくさんあるなら並べて飾ってもお洒落に見えますよ。

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グリーンは、添えたり挟んだり、敷いたりそのまま置くだけで、簡単にテーブルに華やかさとみずみずしさを加えてくれる便利な存在です。パッと見ただけで「おいしそう~!」と言われるために、花を買うよりも庭で育っているグリーンを摘んでみませんか?