友人を招くホームパーティはもちろん、できることなら普段の食卓も素敵に、お洒落に彩りたいもの。けれど「素敵な器も、カトラリーもない!」と頭を抱えてはいませんか? そんな悩みを解消してくれるのが色とりどりのペーパー。お金をかけずともセンスよく見えるテーブルメイクのヒントを主婦歴20年の元ファッションスタイリストのSUTAKOが伝授します。
インスタで見かけるお洒落な食卓やホームパーティの投稿。素敵だなと思うものの、いざテーブルメイクするとなると、やっぱり面倒ですよね。料理を考えるのも、お皿を人数分揃えるのも、ゲストが集まるときってとっても大変です。そんな場面でおすすめなのが色のある紙を上手に使うこと。いつもの食器やカトラリーでもペーパー一枚で雰囲気が激変しますよ! 紙なので家計を圧迫することなくテーブルメイクを楽しめるんです。では、具体的に私が実践しているペーパーテクを紹介していきます。
目次
“紙”を使うとこんなに便利!
・紙の質感、色の違いで簡単に雰囲気を変えることができる
・お財布に優しいプチプラ
・汚れたら捨てればOK!後片付けも楽
・キッズゲストも気兼ねなく食事を楽しめる
懐かしい!あの「おはながみ」を
ポイントにすれば
テーブルメイクも“映え”る!
昔、運動会や学芸会で「おはながみ」をびょうぶ状に折ってお花を作った記憶のある方も多いはず。あの頃とは違い今ではおはながみもカラバリが豊富でそれはそれは鮮やか。ふじ色、さくら色などの淡い色から、紫、緑など原色系の派手色まで揃います。このカラフルなおはながみで作った花をどうするのかとういうと、サーブ前のお皿の上にぽんと置くだけ。それだけでテーブルが一気に華やぎます。例えば下の写真の場合、出ている料理は単なる塩焼きそば! なんてことない家庭料理もおはながみひとつでパーティムードが出て楽しくなります。
お花の作り方
① おはながみを重ねます。大きい花を作るときは8~10枚、小さい花は4~5枚が目安。(※上の写真は小サイズ)
② 紙を重ねたまま1.5㎝~2㎝の幅のびょうぶ状に折っていきます。
③ びょうぶ状に折った紙の真ん中を輪ゴムまたはホチキス、細い針金、糸等で結んだ後に2つ折りに。
④両端を好みの花びらの形にカット。丸だと優しげな雰囲気。三角だとモードな雰囲気になります。
⑤びょうぶ部分を開いていき、大きく広げて広げ花びらの形を作ります。
花の大きさは、びょうぶ状に折ったおはながみの長さで変えることが可能。お皿より小さいサイズにするとバランスよく見えます。
ただ敷くだけ! アクセントになる
「ラッピングペーパー」
上の写真は、とある日のテーブルメイク。中央に敷いているのは実はラッピングペーパーなんです! テーブルランナー代わりにラッピングペーパーを中央に敷くと、食卓にメリハリがつき、いつもの食器が新鮮に映ります。このペーパーの色や柄を、季節や料理の中身に合わせることで雰囲気がぐっとアップ。写真の日を例にすると、この日はカレーパーティだったので、アジアっぽさ、オリエンタルな雰囲気が出るような柄と色味に。柄物は難しいと思いがちですが、メインをこれと決めてしまえば、あとは柄と同じ色味のアイテムを足していくだけ。この日はおはながみの花を合わせてコーディネート。ちなみに2アイテム以上同じ色味のものがあれば統一感がぐっと増しますよ!
油ものは「レースペーパー」で
安心&華やか
テーブルメイクをする際に見た目も実用性も求める人にはレースペーパーがおすすめ。よく、ケーキの下に敷いてあるアイテムです。レースペーパーは油にも強いので、オードブルの下敷きにしたり食べこぼしが気になる小さなお子さまゲストがいるときに使ったりと、なにかと大活躍。食事が終わったら捨てればいいので、後片付けも簡単なうえ、ゲストも気を使わずに食事を楽しめるのがポイントです。例えば上の写真。息子の部活仲間が遊びに来たときのものです。お皿を最小限にし、レースペーパーをメインにコーディネートしていますが、華やかだと思いませんか? しかもこのスイーツは全部コンビニのもの。パックから出して並べただけなのですが、特別感が出ますよね。レースペーパー自体が華やかなのでサイズ、色を各種揃えて都度楽しんでいます。パーティで洗い物が増えるとプチストレスを抱えがちですが、紙にすればそのストレスからも解放されます。だって終わったら捨ててしまえばいいのですから!
(おまけ)テーブルを華やかにしてくれる
テーブルメイクペーパーは、ココで買ってます
テーブルメイクに使うペーパーアイテムは実はいろんなお店で購入しています。文房具屋さんで見つけることもあれば、ラッピング専門店、はたまた100均など…可愛い!と思ったペーパーアイテムがあったら買い集めるようにしています。紙なので高くても一枚数百円。コツコツ集めてストック中です!中でも私が定期的に回ってチェックしているお店を5つご紹介します。
『ボン・カドー(Bon Cadeaux)』
世界各国から集められた雑貨とラッピング用品のお店。外国っぽい珍しい絵柄のラッピングペーパーを探しによく出かけます。
ボン・カドー
『シモジマ浅草橋本店』
包装用品一式が揃うお店。レースペーパーの種類が豊富なのでホームパーティ前は必ず立ち寄るショップです。
シモジマ浅草橋本店
『プロパック合羽橋店』
合羽橋商店街は、ラッピング用品から食器類、キッチンツールまでテーブルメイクのヒントになるアイテムを扱うショップがたくさん。問屋街なのでまとめ買いするのがおすすめです。
プロパック合羽橋店
『ダイソー(DAISO)』
ダイソーには、おはながみの花が既に折り束ねてあるものを売っているので自宅では広げるだけ!という手軽さにハマり度々利用しています。9㎝程のミニフラワーになるものが18束入り。20㎝程のビッグフラワーになるものが12束入り。当たり前ですが、それぞれ100円。お財布に優しすぎます!
ダイソー
『セリア(Seria) 』
レースペーパーが豊富に揃うのが魅力。直径15㎝のものから揃います。8枚入りで100円なので人数が多いホームパーティでも気兼ねなく使えます。ラッピングペーパーの品ぞろえも豊富なのもポイント高。
セリア