5分あればOK!朝食におすすめ「卵焼きのちょい足し」私的BEST3

忙しい朝でも簡単に作れる卵焼きは朝食の大定番ですが、だからこそ飽きてしまうという悩みも。そんなとき、私は冷蔵庫にある食材を入れていろいろアレンジしています。今回はそのなかでもお気に入りレシピを3点紹介します。どれもそれほど手間は増えないのでぜひお試しを。

なめ茸×きざみネギ
調味料要らずの超簡単。
お酒のおつまみにもおすすめです

〈材料〉卵:2個 なめ茸:大さじ2 きざみネギ:適量 ごま油:大さじ1 水:大さじ1

「なめ茸」は、シンプルにごはんと食べる以外にも、冷や奴にのせたりパスタの具にしたりとあると意外と便利な食材です。そんななめ茸を卵焼きに入れば、独自のとろみがしっとりと仕上げてくれます。さらに私はネギを加えますが、なめ茸の甘酸っぱさにネギの香味が広がり食欲をそそるんです。使うのは市販の瓶のなめ茸。しっかりと味付けがされているので、他に調味料はいりません。なかなか出すことができない絶妙なとろみと、しっとりとした食感は、お酒との相性も良いので、晩酌時のおつまみにもおすすめ。

ポイント

  • なめ茸は種類によって味付けが異なるため、味が濃くならないように量を調整してみてください。
  • 卵となめ茸はよく混ぜ合わせましょう。なめ茸はトロトロしているので十分に混ぜていないとダマになってしまいます。

のり×ミックスチーズ
食欲をそそるチーズと
のりの香りにごはんがすすむ!

〈材料〉卵:3個 ミックスチーズ:30g のり:2枚 めんつゆ:小さじ1 水:大さじ1 サラダ油:大さじ

チーズと卵はオムレツによくありますが、チーズの塩味とコクが卵のうま味を引き立ててくれる定番の組み合わせですね。今回はこの組み合わせにのりをプラス。磯の香りがごはんとの相性をぐんと上げてくれます。さらにめんつゆを加えると、何個でも食べたくなるような絶妙な甘じょっぱさ! チーズ はぜひミックスチーズを使用してみてください。 スライスチーズと違って量の調節もでき、卵焼きの中央にぎゅっと詰め込むことができるので、よりチーズのトロッと感が楽しめます。分けて焼く回数は3回がおすすめ。1回目と3回目にのりを挟み込むと断面がきれいに仕上がります。

ポイント

  • チーズは卵焼きの中央部分に入れ込むため、分けて焼く際は初回の1回目にだけのせます。
  • めんつゆは入れすぎに注意です。チーズの味が濃いので少量で調節してみてください。

カニカマ×マヨネーズ
ふわふわ触感を中華アレンジで
仕上げた、幸せのカニ玉風味

〈材料〉卵:2個 カニカマ:2個 マヨネーズ:大さじ1 鶏ガラスープの素:小さじ1 水:大さじ1 サラダ油:大さじ1

卵の黄色とかにかまの赤色の配色が可愛らしい、お弁当のおかずにもぴったりの卵焼き。卵を溶きほぐす段階でマヨネーズを入れることでふわふわとした食感に仕上がり、口に入れた瞬間から幸せな気分が堪能できます。マヨネーズだけでも味付けは十分なのですが、私は鶏ガラスープの素を加えてアレンジしています。ふんわりとした卵焼きとかにかまの風味が合わさって、ちょっとカニ玉風味が楽しめます。ちなみに、 鶏ガラスープの素はサラサラとした顆粒タイプにすれば卵になじみやすくなりますよ。

ポイント

  • 卵の混ぜすぎに注意。黄身と白身をよく混ぜることは大切ですが、混ぜすぎると完成時に卵焼きが硬くなってしまいます。気泡ができないようにさっくりと混ぜましょう。

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私なりのおいしい卵焼きを作るコツは、卵を流し込む前に、フライパンを強火でよく温めて、常に強火で焼いていくこと。これでさらにふわふわになりますよ。今回紹介したレシピは、1、2品材料をプラスするだけなので、忙しい朝でも手早く作ることができます。自粛生活続きで、朝昼晩3食メニューを考えるのが大変という方もいるかと思いますが、こういうお手軽アレンジは楽しみながらできるので、ご自分でもいろいろ試してみてください!