年中暑いハワイの定番ドリンクといえば、プランテーションアイスティー。そもそもプランテーションアイスティーとは、アイスティーにパイナップルジュースを混ぜただけ。とてもシンプルな飲み物ですが、ローカルの人たちに人気のあるプランテーションアイスティーは少し味に工夫がしてあります。そのなかでハワイの新聞でも“ベストプランテーションアイスティー”として紹介されたことがある、「ダイアモンドヘッド・マーケット&グリル」自慢のレシピを聞いてきました!
ハワイで愛されているプランテーションアイスティーとは移民が考えたものだと言われています。サトウキビ畑や製糖工場で労働者として働くためにやってき移民たちが、パイナップル畑から採ったパイナップルをアイスティーに入れて、その酸味や甘味が疲れに効くと、甘いアイスティーを飲みながら仕事に励んだのが、その始まりだとか。それがハワイにすっかり定着し、日常生活に欠かせないトロピカルドリンクとなりました。
目次
◆今回レシピを教えていただいたのは
地元で人気のプレートランチ&デリ
「ダイアモンドヘッド・マーケット&グリル」
「ダイアモンドヘッド・マーケット&グリル」はプレートランチのお店。ですが、プランテーションアイスティーだけ買いに来る人たちも多いという、ローカルの人たちに大人気のドリンクです。店内で作り置きしてはせず、その都度作るというアイスティーは、ボリュームたっぷりのプレートランチを食べた後でも、スッキリ飲めてしまいます。このプランテーションアイスティーが今回のお手本。
◆オーナーが教えてくれたレシピはこちら!
〈必要な材料 4~5人分〉
アイスティー /8カップ (水8カップに対して紅茶のティーバッグを5袋) 100%パイナップルジュース/2カップ シナモン/スプーン1/2杯 刻んだレモングラス/1/2本分 ミント/適量 飾り用パイナップル/人数分 ※甘いのが好きな人は、砂糖1/2 カップを追加
〈作り方〉
①アイスティーを作る。沸騰したお湯にティーバッグを入れて、2~4分そのままに。長く入れすぎるとタンニンが出すぎて苦くなるので、ご注意を。ちなみにお店ではNesteaやスーパーで普通に売っている紅茶のティーバッグを使用しているそうです。
②まだ紅茶が温かい状態で、パイナップルジュース、シナモン(パウダーでオッケー)、レモングラスを刻んだものを入れて冷やします。
③レモングラスを取り出してから、氷を入れたグラスにティーを注ぎます。飾りにミント少しと、切り込みを入れたパイナップルをコップに飾れば、見た目もトロピカルな雰囲気に。
〈ポイント〉
紅茶が熱いうちにパイナップルジュースやシナモン、レモングラスを入れるのがコツ。ちなみにパイナップルジュースはドールのパイナップルジュース100%を使うとおいしく作れます(ドールはハワイのパイナップル農園のものを使っています)。また、紅茶を使うのが定番ではありますが、ウーロン茶やマンゴフレーバーティーなどを使ってもおいしいそうですのでアレンジしてみては? また、砂糖を入れなくても十分甘いですが、このお店では、砂糖を入れて甘さを調整することもあるそうです(入れる場合は砂糖の量は1/3カップ程度)。
◆実際に行って飲んでみたいという人には
「ダイアモンドヘッド・マーケット&グリル」
をもう少し詳しく紹介します!
ダイアモンドヘッド・マーケット&グリルのオーナーは、食育に熱心で数々の賞を受けているケルヴィン・ローさん。普通のプレートランチ店よりちょっとだけアップスケールな料理を気軽に提供したくて2002年にオープンしたグルメマーケットです。店内は、デリ、焼きたてのスコーンが有名なベーカリーがあります。家でも作ってみたプランテーションアイスティーと本場の味を比べてみたいという方は、ハワイ旅行の際にぜひ立ち寄ってみては?
Diamond Head Market & Grill
3158 Monsarrat Ave, Honolulu, HI 96815
TEL+1-808-732-0077
Market & Bakery 6:30am-9pm
プレートランチの朝食は7am、ランチ&ディナーは11amから。
http://www.diamondheadmarket.com/