愛犬のべッドはリビングやベッドルームなど目につくところに設置するのが基本。ただ、市販されている商品は妙にファンシーなものが多かったり、お洒落なものを見つけても高額だったり。仕方なく間に合わせのものを使っていたりしませんか? そんなときに役に立つのがワインの木箱。お洒落で変に悪目立ちしない犬用ベッドが手作りできちゃうんです!
目次
簡単DIYのベースにワインの木箱を
利用するといろいろなものが作れそう
よく、酒屋さんの前に積んで売られているワインの木箱。ヨーロッパの朝市などでは、その中に野菜やフルーツが積まれて売られているのを見かけますが、なかなかエコでお洒落な販売方法だと思いませんか? 値段はまちまちですが、日本でも400円から600円くらいで手に入
るし、ワインを運搬しているくらいだから丈夫だし、ちょっと使い込まれた風合いやプリントされた文字で、初めからお洒落感があるし、少し手を加えれば素敵なインテリアに生まれ変わりそうな気配いっぱいです。
いろいろなものが作れそうですが、まずは愛犬マルのベッド作りに挑戦! インテリアの邪魔にならないお洒落なベッドには、ワインの木箱が本当にぴったりなんです。元気なワンちゃんが相手でも丈夫なので壊れにくく、しかも木製なので噛んだりしてもさほど心配ありません。毛も飛び散らず、掃除ももちろん丸ごと洗って乾かせOKだし、普段はクッションを外して掃除機をかけるだけ なのでとても楽ちんです。
ワインの木箱は他にもキッチンや洗面所の小物を整理するのにもちょうどいい大き さなので、木箱のふたももらってそれを扉に小物入れとして活用するという手もあります。使ってある木自体それほど固くないので、女性がドリルで簡単に穴を開けたり、釘を打ったりするのによい厚さです。いろいろアイデアが湧いてきます。
ベッド作りのための材料は
たったの3点だけ!
材料はワイン屋さんで譲ってもらった木箱480円、キャンドゥで買ったクッション4個で412円。ファスナー付きのクッションカバーは、家に余っていたものを活用しました。ワインの木箱は、ワイン屋さんや酒屋さんの前に積まれて売られている場合もありますが、積まれていなくても酒屋さんで頼めば安価で譲ってもらえる場合もあるので、ぜひチャレンジを。通販等でも売られていますが、こちらだとやや高くつきます。ワインの木箱は、釘を使ってないもののほうのが見た目にも優しくお洒落。また、外側に 文字が刻印してあると雰囲気があり、気が利いたインテリアになります。大きさはほぼ決まっていて、だいたい縦33×横 50×深さ17cm。ちなみに、冬にはクッションカバーの中にアンカを入れます。その場合は木箱の底の適当な部分にコンセントを通すための穴をドリル等で開けるとより安全で見た目もきれいです(コードの噛みつきには注意してくださいね)。
注意すべき点はワンちゃんの大きさ。
10kg以上だと難しいかも
ひとつだけ注意しないといけない点は、ワインの木箱はほとんど大きさが決まっているようなので、大型犬には向かないということ。中型犬でも10Kg以下のワンちゃんだと心地よく眠れるはずです。ジャックラッセルテリアや小さめの柴犬くらいまでですね。また、ワイン屋さんによってはふた回り小さい木箱を置いてあるところもあるので、チワワやヨークシャーテリア等の小型犬にはそれを使うといいと思います。
いかがでしたか? 木箱は女性ひとりで持ち帰ることができるくらい軽いし、DIYというほどの作業もいらず、かなり楽ちんに可愛いベッドが完成しました。今回は、ワインの木箱で犬用ベッドを作ってみましたが、もっといろいろ活用できると思います。他のものを作ったら、また紹介させていただきます!