グランピングやバルコニストなど、アウトドアでのすごし方に注目が集まるにつれ、クオリティの高いプロダクツも増えてきました。今回ご紹介する革のイスもインテリアブランド『ハイカー(HIKER)』が発表したグランピングツールですが、そのハンサムな佇まいは、アウトドアだけではもったいないと思いませんか?
このシンプルなレザーのイスは、分解可能で持ち運びが簡単にできます。キャンプに持って行ったり、バルコニーをアウトドアリビングとして利用する際にぴったりですが、この端正さは、普通にリビングに置いてもカッコよく収まると思いませんか?
埼玉県本庄児玉市の武州和牛の皮を使用して作られる革は、ベジタブルタンニンなめしと加脂過程での米ぬか油の使用により、手触りも極上。その美しい風合いは、屋外だけで使うのはもったいない! リビングを格上げしてくれる風格があります。スチールパイプ装着部分は革5枚分以上の厚みがあり、経歴50年以上のベテラン職人が手縫いで仕上げている、細部まで作り込まれた作品です。ナチュラルな色合いのレザーは、インテリアの邪魔をすることなくなじみそうですし、エイジングも楽しみな、長く使うほどに愛着が湧いてくる、一生付き合えるイスになると思います。
実は80年近い歴史がある
「SOKA LEATHER」
『HIKER』は、関東屈指の皮革産地である埼玉県草加市の皮革職人とクリエイターが作り上げた新ブランド。実は、草加市は80年近くの歴史がある皮革生産地だそう。原皮から製品まで扱う関連業者が草加市内だけで180社ほどもあり、独自の技術で世界中の名だたるブランドから注文を請け負っていることは、あまり知られていません。そんな草加の皮革技術を世にアピールする意味も込めて立ち上げたのが『HIKER』です。
日本の匠の技が詰まったレザーチェアですが、そんな理屈なしにインテリアの一員として間違いなく生活を彩ってくれそうなカッコいいイスです。なかなかいい値段ではありますが(笑)、量販店の家具では味わえない、職人の手仕事が詰まったクオリティの高さを手にして見るのはいかがですか?
詳しくは http://hiker.jp/