イス作りから始まった日本有数の家具の産地、飛彈高山で、匠の技術を受け継ぐ優れた職人を多く抱える『日進木工』。新たに発表したシリーズ「コーラス」でも、産地を代表する「曲げ木」の技術が光るイスが印象的です。北欧家具にも負けない、生活に溶け込む美しいデザインと座り心地の良さを持つ「made in Japan」のイスはいかがですか?
日本のみならず、世界中に顧客を持つ『日新木工』の新シリーズ「CHORUS(コーラス)」は、デンマーク王立芸術アカデミー留学経験を持つ松岡智之氏をデザイナーに迎えたダイニングセット。なかでもそのイスは、高度な職人の技術によって木の美しさが溢れています。
目次
暮らしのさまざまなシーン、テイストに
しっかりと馴染む、控え目な美しさ
しっかりとデザインされているのに、いろいろな場所、いろいろなテイストにしっかりと馴染む。そんな人に寄り添うデザインがこのイスの魅力であり、日進木工のものづくりの特徴でもあります。
最大の特徴であり魅力のひとつは、
手仕事が詰まった美しいアーム
このイスの美しさが際立つのは、流麗かつ有機的なアームの形状です。そのしなやかなラインは、手で触れることにより、微妙な太さやカーブの変化がよりはっきりと感じられます。このパーツは、日進木工が得意とする曲木技術によって、1本の木材をU字形に曲げてから、二つに切り離して左右のアームとしています。そのため左右のアームの木目や材色が揃った仕上がりできるのです。言われないと気がつかないかもしれませんが、見るとその違いははっきり分かります。プロダクトのクオリティの差は、こんなところにこそ現れるのかもしれません。
コーラスは日進木工の家具のなかでも、職人の手仕事による工程が多いシリーズ。例えばイスのアームから後脚にかけてのラインひとつをとっても、機械で荒加工をした後、サンドペーパーなどを使い、職人が全て手作業で仕上げます。他にも、随所に用いられた高度な曲げ木技術、中央に膨らみを持つ4本の脚、3次元曲面の背板、丁寧な磨きなど、こだわりは随所に見られます。
古くから飛彈高山に根付く匠の心と
モダンデザインが結びついた日本のイス
日進木工の創立は1946年。1963年の北欧視察でインスパイアされ、進むべき方向性が現在の形に固まりました。古来、飛彈高山には「飛彈匠」と呼ばれた木工技術者たちが存在し、平城京や平安京の造営、さまざまな寺社仏閣の建立に携わっていたとか。1300年前に遡る飛彈匠の技術とモダンデザインを結実したのが日進木工の家具です。そんな背景を抱えつつも、主張しすぎることのない美しいイスは、ダイニングはもちろん、イスだけ部屋に置いても絵になる魅力を持っています。座っても眺めても魅力的なこんなイスをあなたのお宅にもいかがですか?
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