ハワイで探す「お洒落なエコバッグ」おすすめ王道ショップ4軒

環境保護意識が高いハワイでは、既にレジ袋が最低15セントと有料化されています。日本でもレジ袋有料化が始まれば、お洒落なエコバッグは必需品になるはず。日本にはないデザインのものも多いハワイで、旅行ついでに幾つか買うのもいいですよ。今回は、「エコバッグならここ!」という定番4軒を紹介。

ハワイ州はアメリカで初めて、スーパーマーケットでプラスチック製のレジ袋使用を禁止した州です。私も最初の頃はエコバッグを忘れてしまって、紙袋を買うこともありましたが、紙袋は濡れるとすぐに破けてしまうし、毎回15セント払うのもったいないので、今では必ず、車に何枚もエコバッグを置いています。今ではいろいろなデザインのものが売られていて、それはそれで、選ぶのが楽しいもの。今回紹介する4軒なら、必ず気に入ったものを見つけるとこができると思います。

街中にエコバッグが溢れているハワイ。買い物するとエコバッグに入れてくれるアパレルショップも多いし、スーパーのレジの近くには、エコバッグを忘れた人が購入できるように並んでいます。

目次

ホールフーズマーケット
ハワイでエコバッグを見つけるなら、
デザインも豊富なここ!

ハワイは虹がよく出るので、レインボーステイト(虹の州)と言われていて、虹柄はとてもハワイらしい。

ハワイでエコバッグと言えば、巨大オーガニックスーパー「ホールフーズ」。ハワイの店舗がエコバッグの売り上げ全米No.1! 日本人観光客にもとても人気があり、一時期はネットで高く取引されていたほどです。ホールフーズは、ハワイに2店舗ありますが、それぞれ各店舗名の入ったエコバッグが販売されているのも魅力です。布製のトートは、汚してしまうにはもったいないくらい、可愛いデザインで、生地もしっかりしています(20ドル程度)。また、レジ近くにある安くて薄いエコバッグ($2.99〜、写真右下)は、デザイナーが頻繁に変わり、定期的に新しいデザインのバッグが並ぶので、こちらもおすすめです。ホールフーズのエコバッグはお土産にも大変喜ばれるし、日本のスーパーでもお洒落に使えると思います。ちなみに、ワード地区にあるクイーン店ではエコバッグ専用売り場が2Fにあって、選びやすいですよ。

「ホールフーズマーケット クイーン店」 388 Kamakee St Ste 100, Honolulu 7:00-22:00 無休  ※祝日の営業時間は異なる可能性があります。https://www.wholefoodsmarket.com/

ディーン&デルーカ
品のいいハイビスカス柄が日本人に大人気!

折りたたみエコバッグは外ポケットもあって便利。たたむと右下の写真のようになります。日本人に人気のハイビスカス柄ミニトートバッグは早朝で売り切れるため、実は私は一度もお店で見かけたことがありません(笑)が、それ以外は並ばずに購入できます。

ハワイ限定のハイビスカス柄の小さなトートバッグが断トツ人気で、売り切れになる日がほとんどの「ディーン&デルーカ」。ハワイにはロイヤルハワイアンセンターとリッツカールトンの2店舗があり、ロイヤルハワイアンセンターの店舗には、このトートバッグを目当てに早朝から日本人観光客が行列を作ります。ロゴ入りのトートバッグも可愛いですが、スーパーでの買い物にリアルに便利なのは、写真のハイビスカス柄のショッピングバッグ(25ドル)。コンパクトなので常備できるし、広げるとかなり大きくなります。首からかけるとエプロン風になるので、BBQなどで荷物を入れて持っていった後は、エプロンのように使うなんて裏技(?)もできそうです。ナチュラルな風合いの軽量コットンで色はライトブルーと黒の2種類。こちらのバッグは、朝早くから並ばなくても買えるし、おすすめですよ。

「ディーンアンドデルーカ」 2233 Kalakaua Ave, Honolulu HI 96815  7:00-22:00 無休 www.deandeluca-hawaii.com

ダウン・トゥ・アース
こだわりエコバッグが多い、
ビーガン御用達スーパー

ビーガンが通うローカルスーパーのロゴ入りトートバッグ(13.60ドル)。オリジナル以外にも、環境に優しい素材やリサイクル素材で作ったエコバッグなども幅広く取り扱っています。

ベジタリアンやビーガン専門スーパーとして地元で人気のある「ダウン・トゥ・アース」。オープン当初から環境保護活動にも積極的で、以前から紙のレジ袋のみを使用しています。ポジティブなメッセージや海のイラストを使ったオリジナル以外にも、環境や素材にこだわったエコバッグやトートバッグがたくさんあります。ちなみに、ロコには、「LOVE」と書かれた、リサイクルプラスチックで作られたエコバッグが人気。軽くて何度も洗えるし、デザインも18種類とバラエティ豊か(9.98〜19.95ドル)でこれもおすすめです。店舗がいくつかありますが、エコバッグの種類はカカアコ店が豊富です。ピックアップしたバッグは「ダウン・トゥ・アース」のオープン当初から売られているオリジナルエコバッグ。長年このスーパーに通う人はこれを持っている人が多いです。

「ダウン・トゥ・アース(カカアコ店)」 500 Keawe Street, Honolulu HI 96813 6:30~22:00 無休https://www.downtoearth.org/

フードランド・ファームス
ローカル色の強い、地元スーパーのエコバッグ

ハワイのローカルに大人気のフードランドのエコバッグ。しっかりとしたクッション素材で、お弁当を入れるのにぴったり。デザインも頻繁にアップデートされるので、レジ周辺で今どんなデザインのバッグがあるのか見るのも楽しみのひとつです。 

最もローカルになじみがあり、人気があるのが「フードランド」のエコバッグ。ハワイ独自の食文化やローカルねたを題材にしたデザインがユニークで、例えばポケ、パイナップルチャーハン、スパムむすび、レイ、シャカサインがモチーフにイラストが描かれていたりと、ハワイを愛する人たちには魅力的なエコバッグです。こちらは車社会ということもあり、あまりコンパクト性を重要視してない人が多いですが、いくつかコンパクトに折りたためるフードランドオリジナルのエコバッグもあります。素材が薄すぎずしっかりしているので、少し重いものを入れても安定して持てますよ。全て4.99ドルとお手頃なので、ばらまき土産にも良いかも。

「フードランドファームス(アラモアナセンター店)」 1450 Ala Moana Blvd, Honolulu, HI 96814 5:00~22:00 無休 http://www.foodlandalamoana.com

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ハワイでは、2021年までに、プラスチック製の入れ物、フォーク、ナイフ、スプーン、ストロー、ポリスタイロフォームの入れ物の使用や販売が全面禁止、2023年までにハワイ州でプラスチック製の袋の使用、販売が完全違法になり、2025年までには、環境保護のために、個人レベルでもビジネスでも、プラスチックカップなどで飲み物を売ったり提供することが完全に禁止されます。スーパーだけでなく、今度は飲食業の人たちもプラスチックの代用品がなかなか見つからず、このシフトに頭を悩まされているようですが、意外と消費者側は自然と慣れていくもの。レジ袋に関しては今となっては、誰もがエコバッグを普通にスーパーに持っていくようになりました。そんなハワイでは必需品となっているエコバッグなので、素敵なデザインのものがたくさんあります。ハワイ旅行のついでに、こちらでエコバッグの準備をするのはいかがですか?