北野エースの「カレーなる本棚」300種類あるレトルトカレーのベスト５は？

高級食材が揃う北野エースでも、特に力を入れているのがおよそ300種類展開するレトルトカレー。まるで図書館のように商品を並べた「カレーなる本棚」は、全国のレトルトカレーファンから注目を集めています。「おうち時間が推奨されるようになってから、売れるレトルトカレーの単価も平均して100円ほどアップしています。外食が自由にできないだけに、家で贅沢しようという人が増えており、高額なレトルトカレーもよく売れています。特に人気があるのは、素材の個性がちゃんと引き立ったもの。肉や魚介などは知名度の高い高級素材を押し出して、具材にもしっかりと存在感が感じられるものが支持されています。あとはしっかりスパイスの香りが立っていても、辛すぎずに食べやすく工夫されている製品が人気ですね」

レトルトカレーの聖地「北野エース 」
東京スカイツリータウン・ソラマチ店の
カレー番長が推す絶品５品

キタノセレクション
◆ 大人のための飛騨牛スパイシーカレー ◆
「和牛のゴロッとした食感が
たまらなくリッチなひと皿です」

「豊かなスパイスの風味が感じられるさらっとしたカレールーに、飛騨牛のコクが深みを加えています。1,080円というお値段はレトルトとしては高く感じますが、使っている飛騨牛にはとてもこだわっていて、このカレーのために特別に仕入れた肉を焼き、うま味を閉じ込めてから煮込んでいます。実際に食べていただくと柔らかい牛肉の存在感がしっかり感じられるので、お値段以上の満足感があると好評です。贈答品としてまとめ買いされる方も多いですよ」

レインボー食品
◆ 広島名産 かきカレー 中辛 ◆
「身厚なカキがたっぷり。濃厚な
風味をしっかり味わえます」

「カキのカレーは当店でも何点か扱っていますが、これは常に売れ行きトップ10に入っている人気商品です。使っているカキはもちろん広島産。しっかり大ぶりで身厚なので、カキ好きにはたまらないカレーだと思います。ルーにもカキのエキスが溶け込んでいますが、ソテーオニオンを牛乳とバターとココナッツで炒めて合わせているので癖がなく仕上がっているのも特徴。カキという高級な素材を使っていながら、540円というお値段もかなり魅力ですよね」

北本市観光協会
◆ 北本トマトカレー ◆
「酸味よりも甘味優先。
トマトの風味が奥深いんです」

「先月から売り場に並べたところ非常によく売れているのがこのカレー。埼玉県北本市の特産品はトマトなのですが、北本市ではライスにもトマトを炊き込み、トッピングにもトマトを使うなど、徹底してトマト推しのカレーをプッシュしています。このカレーは実際に食べてみると、まずトマトの豊かな甘味が最初に感じられるんです。酸味はそれほどきつくないので、とても食べやすくて奥深い味なんですよ。具にはひき肉も使われているので食べごたえがありますし、濃厚で深みのあるカレーがお好きな方にはご満足いただけると思います」

マルコメ
◆ マルコメ君だけど大人の欧風カレー ◆
「糀と大豆ミートの優しい味が
ヘルシー志向の女性に人気」

「マルコメさんといえばみそのイメージが強いですが、このカレーには実はみそは入っていないんです。その代わりに糀を使った甘酒や大豆ミートといった個性ある素材が使われています。大豆ミートはほとんど肉と言っていいくらい風味や食べごたえがあって、本当に完成度が高い。甘酒は隠し味に使われているのですが、これがルーに深みを与えていて、誰が食べてもおいしいと感じるオーソドックスな味にまとまっています。カレーとしてはマイルドな優しい味で、続けて食べても飽きないと好評です。特に健康志向の強い女性に人気が高い商品です」

高島食品
◆ たらばがにカレー ◆
「ちゃんとカニの脚入り！うま味も
しっかり溶け込んだカニづくしカレー」

「このカレーはパッケージのようにたらばがにがしっかりと入っています。よくありがちなフレーク状のカニが溶け込んだ状態ではなく、およそ１本分しっかりとカニ脚が入っているので、ちゃんと『カニを食べた！』という気分になれますよ。もちろんルーにもカニのうま味が溶け込んでいて、魚介カレーとしてのコクがしっかりと感じられます。このお値段でこれだけカニを贅沢に使っているので、メーカーさんとしてもかなり頑張った商品だと思います。カニ好きの人にはぜひ一度食べていただきたいですね」

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湯煎で温めるだけで手軽に食べられるレトルトカレー。外食がままならない今、いつもよりリッチなひと皿でおうちごはんの充実化を図ってみるのも良さそうですね。近くに店舗がなくても、北野エースのWEBショップは、もちろんレトルトカレーも充実しているのでぜひチェックを。