新築マンションの価格高騰もあり、中古マンションを自分好みにリノベーションすることも一般的になってきました。なかでも最も多いリクエストが「リビングをできる限り広く取りたい」というもの。約50㎡前後の狭めの物件を中心に、広く見せる手法を聞いてきました。
そもそも狭小住宅とは、「明確な定義はありませんが、弊社では敷地面積20坪前後の3階建てを狭小住宅と呼んでいます。特に20坪の細長い敷地の場合、狭小ならではの開放感と楽しさが味わえる」(旭化成ホームズ広報・高村淳子さん)とのこと。狭い空間を快適に使う、ヘーベルハウスの創意工夫を見せてもらいました。
賃貸だし部屋も狭いから友人を招いてホームパーティなんて夢のまた夢。さらに自分の思い描く心地いい部屋作りは難しいと思っている方に参考にしてほしいのが、点描画家バナナさんのお宅です。地区50年ほどの団地でなおかつ賃貸。自由度が低いなかでも自分らしい空間を作り上げ、友人たちを招いては頻繁にホームパーティも楽しんでいるのだとか。狭くても心地よく暮らせてゲストも招ける山本さん流お家作りの知恵を教えてもらいました。
定食王こと岡澤創人さんが8年前に購入したのは、低層エリアという立地優先で選んだ築35年、53㎡1LDKのヴィンテージマンション。決して広いとは言えない限られたスペースを有効活用するためリノベーションとインテリアの工夫で広く使っています。雑誌の編集経験を生かした、こだわりのお宅を拝見しました。
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