ヘルシーな揚げ物で夫の胃袋をつかんだ(笑)「ノンフライヤー」は、我が家の大人気家電!

揚げ物が好きな男性って多いですよね。我が家の夫や息子たちも、「カリカリ」「サクサク」感が感じられる、香ばしいお肉料理が大好き。フライパンで焦がさないように焼くのは、時間もかかるし、神経も使う!さらに体重が気になるママ目線では、油はできるだけ使いたくない。そんな悩みをあっさり解決してくれたのは、「ノンフライヤー」でした。

ノンフライヤーは簡単に言うと引き出し式のミニ電気オーブン。調理したいものをバスケットに入れ、外釜部分にセットしスイッチを入れるだけという手軽な操作が魅力です。最高200℃の熱風を釜内部で高速循環させることで食材に均一に熱を通し調理するというもの。食材の油分のみでもおいしくカリカリ、サクサクな揚げ物を楽しめます。ノンフライヤーはさまざまなメーカーから発売されていますが、我が家が愛用しているのは、ノンフライヤーを世界で初めて商品化した「フィリップス」のもの。

我が家に迎え入れたのは日本で販売がスタートした2013年。コストコで売られていたものを購入しました。

モデルによって多少の違いはありますが、基本的には「温度設定」と「タイマー」のスイッチ2個というシンプルな作りです。複雑な操作がいらないので機械音痴の人もお年寄りも使いやすいと思います。食材に合わせて温度設定をしてスイッチを押すだけという簡単さも大きな魅力。揚げ物を調理する際は200℃に設定します。ボタンひとつで、タイマー表示に切り替えも可能。夕食時の時間を予約設定することができるので、仕込んでおいて出掛けることもできちゃいます。面倒な手間なく、油分を抑えたヘルシーが揚げ物ができちゃいます!

目次

油を使うと面倒な“ちょっとだけ揚げ”も
ノンフライヤーなら平気です!

①事前にオイルを少量まぶすとカリカリに仕上がりますよ。②取っ手を引き出し釜内に食べたい分だけ冷凍ポテトを入れてスイッチを押すだけ。③冷凍ポテトの場合は10分ほどでいい具合に焦げ目のついたカリカリポテトが完成します。

揚げ物なのに少量対応可能なのが、ノンフライヤーの魅力です。普通ならフライパンに油を注いで揚げ物調理をすると思うのですが、カツたった1枚のために油を用意するのは億劫になりがちですよね。でもこのノンフライヤーを使えば、バスケットを引き出して、自分の食べる分だけフライヤーに投入し、調理することができるので本当に便利です。例えば、冷凍フライドポテト。油で揚げるとなると、面倒も発生するので、1人や2人分だけの少量を揚げるのって気が引けますよね。そのため思わず1袋分揚げてしまって多く作りすぎてしまうことも。でもこのノンフライヤーを使えば、欲しい分だけ作れるので重宝しています。子供のお弁当用にスマイルポテトを2枚だけ焼く、というよう場面にも便利です。

重たくないおいしい揚げ物がボタン
ひとつ! その完成度には毎回感動です

塩を適量まぶして、そのままノンフライヤーの釜へ。200℃に設定し10分程度焼くだけで完成する「鳥の骨つき肉ロースト」。価格も手頃でお皿に盛り付けた見かけもなかなかゴージャスだし、手羽先などに比べてさっぱりして食べやすく、おもてなしのひと品としてもおすすめです。 

レンコンのはさみ揚げもノンフライヤーならヘルシーだしボタンひとつでできあがるので本当に楽。ネタだけ仕込んで冷凍しておいて食べたい分だけ調理できるのも◎。

ノンフライヤーという名前の通り、本当に油を使わずともさっくりと、それも焦がすことなく調理してくれる点には何度使っても感動します。実際、見た目に程よく焦げた、茶色い色めを求めなければ、パン粉の白っぽさは残るけれど、中はサクサクした「トンカツ」だって作れるんですよ。もちろん、火はバッチリ通っているので安心してくださいね。写真はレンコンのはさみ揚げですが、こんな風にこんがりとした見た目に仕上げたい場合、我が家はオリーブオイルのスプレーをオーブン内と、レンコンにひと吹きさせています。ヘルシーさには少々欠けますが、驚くほどクリスピーに仕上がりますよ!

お総菜の揚げ物の温め直しにも大活躍。
しなしなポテトもできたての味に復活

しんなり水っぽくなったポテト〈左〉がノンフライヤーに5分入れただけでカリッと揚げたてレベルに復活。

調理もさることながら、我が家では「温め直し」に重宝しています。実際残ったファストフードや、スーパーで購入した天ぷら、焼き鳥など、特に「肉料理」の温め直しが、短時間でも「まるでできたて」並みの食感、味わいになるんです。時間が経ってしんなりしてしまった揚げ物もカリカリふわっと復活。そのでき栄えから、我が家では一気に重要家電の仲間入りを果たしました。

だけど、ちょっとだけ悩みが。
それは「大きさ」と「煙」

温め直しにほったらかし調理と我が家にはもはや欠かせないノンフライヤーですが、気になることが2点。ひとつは本体サイズ。炊飯器くらいのスペースが必要です。もうひとつが煙です。本体後ろから煙が出てくる設計なので、ベスポジは換気扇近くの平らな場所。そんなわけで、けっこう置き場所には注意が必要になりますが、我が家はガスレンジとシンクの間に通年出しっぱなし。換気扇も十分作動する距離なので煙を気にすることなく使えています。

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フィリップス ノンフライヤー HD9216-66 サイズ:W315×H287×D384 mm 重量:5.8kg 対応電圧:AC100V

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我が家では使用頻度No.1の調理家電であるノンフライヤー。温め直しに使えると話すとみなさん一様に驚かれます。でも、本当においしさが復活するのでぜひ試してみてほしいです。何より面倒な揚げ物をボタンひとつで仕上げてくれるのは一度経験するとやみつきになりますよ!