梅雨の時期になると気になるインテリア雑貨といえば傘立て。”家の顔”とも言われる玄関だからこそ、濡れた傘を出しっぱなしなんてもってのほかだけど、なかなかいいのが見つからない……。そんな思いに答えるべく、デザインコンシャスな傘立てを集めてみました。
傘立ては狭い玄関でも圧迫感なく置けて、なおかつ家族の人数プラス2本分ぐらいの収納力が欲しいところ。さらに景観を損なわないスタイリッシュさも諦めたくないですよね。そんな傘立てに求める条件を簡単にまとめると…
・30×30㎝に収まるコンパクトサイズ
・雨水受けが付いていて玄関が汚れない
これらの条件にマッチするスタイリッシュな傘立てを早速見ていきましょう。
◆『山崎実業』◆
マルチマグネットスタンド
扉にペタッとマグネットで設置すれば
狭い玄関でもすっきり傘が収まります!
(専有面積:約93㎠)
傘置きを置くのも嫌だという玄関には、ドアにマグネットで貼りつけるだけの場所をとらないアイデア傘立てがぴったり。傘受けとなる台座と本体の背面に磁石が仕込まれていてペタッと貼るだけ。上下の間隔を傘の長さに合わせて変えれば、長傘はもちろん、折り畳み傘もすっきりと収納することができます。1セットに傘は4本入りますが、家族が多くて足りないというご家庭はもうひとつ並べて貼ればOK! 横幅わずか15㎝なので、ドアに二つ並べても楽々貼れます。気になるデザインもナチュラルな木目カラーだから主張しすぎることなく、玄関周りを柔らかい雰囲気にしてくれそうです。
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◆『DUENDE』◆
MUKOU アンブレラスタンド
日本の狭い住宅事情にもマッチ
収納力と省スペースを兼ね備えた優秀デザイン
(専有面積:約214.4㎠)
半円形で至極シンプルなこの傘立ては、機能美にこだわった家具やインテリア雑貨を発信している『DUENDE(デュエンデ)』のもの。背板をぐっと低くすることで、まるで壁側の向こうに続きがあるような不思議な佇まいが魅力的です。その名も“MUKOU(ムコウ)”と名付けられたこの傘立ては、デザイン美のみならず、日本の住宅事情にも配慮した省スペースを実現。厚みはわずか10㎝ほどと、狭い玄関でも圧迫感なく置くことができます。横幅は26㎝で、一般的な長傘であれば5、6本は余裕で立てられ、収納力も申し分なし。また、本体の底には取り外し可能な専用の水受けがついているため、お手入れが楽なのも嬉しいですね。
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◆『h concept +d』◆
SPLASH standard
最大で12〜15本収納できる大容量も自慢!
愛らしい姿で数々のデザイン賞を受けています
(専有面積:約222㎠)
動物型の輪ゴムという実用性とデザイン性を兼ねたアイテムが大ヒットし、以降さまざまな生活雑貨を発表する『アッシュコンセプト』のオリジナルブランド「+d」が、プロダクトデザイナー浅野泰弘氏とタッグを組んで生まれたのがこちらの傘立て「スプラッシュ」です。水たまりにできる水はねをイメージし、パッと花が咲いたかのようなキュートな見た目に惹かれますが、なんと最大で12〜15本も収納できるという優れた機能性も見逃せません。輪っか部分の内側と外側、両方に傘をさせるので、濡れた傘を内側に、乾いた傘を外側に収納する、なんて使い方もできそうです。スタンダードタイプは空間を邪魔しない落ち着いたアースカラーを中心とした5色展開。その他、およそ7本収納可能のミニサイズも。そちらはビビッドカラーを中心とした6色展開とカラバリが豊富なのも選ぶ楽しさが広がって◎。グッドデザイン賞や、富山デザインコンペティション グランプリ受賞という華々しい経歴も納得です。
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◆『DI CLASSE』◆
i-umbrella stand
グリーンの力で玄関がパッと明るく!
見た目にも楽しめるユニークな傘立て
(専有面積:約286㎠)
梅雨の鬱々したムードを吹き飛ばす、白ベースにグリーンの芝が目にも鮮やかなデザイン。作品のテーマも詩的で、“雨がふり、しずくが大地にしみこみ草木は育ち生きてゆく…”そんな自然のサイクルをデザインに落とし込んだのだそう。インテリアとしても楽しめるユニークな作品ですが、使い勝手も◎。一般的な長傘なら5、6本は優に入る他、白いバー部分の切り目に折り畳み傘のストラップを引っ掛けることも可能です。人工芝は取り外して洗えるので、汚れやカビなどの心配もなし。また、風水的にも特に南向きの玄関にはグリーンを置くと運気が上がるそうなのでぜひ取り入れてみては?
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◆『山崎実業』◆
towerシリーズ 引っ掛けアンブレラスタンド
傘を立てるのではなく掛けることで
奥行き15㎝というスリム設計を実現
(専有面積:約375㎠)
スペースを有効利用できると人気の「towerシリーズ」のアンブレラスタンド。傘は立てるものという既成概念を覆す、”傘を引っ掛ける”という新発想で奥行きわずか15㎝のスリム設計を可能にしました。傘の柄をバーに引っ掛けることで生まれたのは、省スペースだけではありません。掛けやすく取りやすいので忙しい朝もスムーズな上に、風通しも良いので乾きが早いという利点も! 付属の専用フックが4つついているので、折り畳み傘や靴べらもまとめて掛けられるという優れもの。また、底部の水受けには取り外せるシリコンマットがついており丸洗いができるので汚れや水気が気になる時にさっと水洗いを。合理的な新発想のアンブレラスタンドは、ほとんどが細いバーだけで構成されているので従来の傘立てに比べて目立たないのが最大の利点。主張しないミニマルさが、逆に玄関のグッドビジュアル化に貢献します。
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◆『MOX』◆
アンブレラスタンド VIA
1枚のスチール板を折り紙のように組み立てた
まるでオブジェなミニマル傘立て
(専有面積:432㎠)
シンプルかつ洗練されたデザインを得意とするスイスの家具ブランド「MOX(モックス)」。傘立てにもそのフィロソフィーが存分に生かされており、オブジェのようなデザインは、なんと1枚のスチールを折り曲げて作られたものだとか。複雑な形状に見えますが、コーナーにぴたりとフィットするので、玄関のスペースを無駄なく有効に使えます。奥は長傘を、手前は折り畳み傘をしまえる仕様。表面の塗装にもこだわりがあり、スチールが錆びにくく耐久性に優れたパウダーコーティングである他、有機溶剤を使わない環境に優しいクリーンな塗装にするなど、細かな配慮が光る逸品です。玄関に生活感を出したくないという人はこの傘立てで傘もオブジェのひとつとして捉えてみては?
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◆『DANESE』◆
BINCAN SYSTEM傘立て
組み合わせ次第でごみ箱にも傘立てにもなる
ユニークなファーニチャーシステム
(専有面積:約706.5㎠)
無印良品のデザイン監修や±0の加湿器、auの携帯電話などで知られるプロダクトデザイナー・深澤直人氏。彼がミラノのインテリアブランド「DANESE(ダネーゼ)」社で手掛けたのが、バスケットをベースにしたユニットファーニチャー・システム「Bincan System」です。バスケット部分を取り外してテーブルの脚やコートハンガーとコーディネートすれば、ごみ箱にもなるという遊び心あるデザインが特徴ながら、見た目は究極にシンプルでどんなインテリアとも馴染むのが魅力。特に玄関はシンプルですっきりさせたいと考える人にはぴったりの傘立て。省スペースデザインながらおよそ10本の傘を収納できるので、つい溜まりがちなビニール傘もすっきりと収納できます。
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デザインコンシャスな傘立てを選べば、玄関の印象が格段にアップするだけでなく、雨の日も気分よく、楽しく過ごせそうです。この機会にぜひお気に入りを探してみてください。