暑いからエアコンつけっ放しで、その結果寝ていると冷えてくるのがなかなか難しい日本の寝室。ちょうどいいところを狙おうとすると、タオルケットに落ち着く場合が多いですね。そんな日本の夏の必需品は何を使っているのか、編集部内の片手間調査で恐縮ですが、偏愛タオルケットを調べてみました。
蒸し暑く寝苦しい夜でも快適に眠れるようにと1960年頃誕生したタオルケット。今では通年使えるものや、ひんやりとして気持ちいい夏用に特化したものなど多くの種類が販売されています。タオルケットの買い替えを検討中のみなさんに、re:sumica編集部スタッフそれぞれのライフスタイルや、睡眠の悩みも聞きながら、現在愛用中の夏のタオルケットを大調査! 選びのポイントをまとめてみると……「安心感のあるふんわりとした肌触り」、「オールシーズン使えるもの」、「吸収性・吸湿に優れた素材で寝冷えを防ぐもの」、「自宅で洗濯ができて速乾性があるもの」との回答がありました。
目次
イケアの「ストランドヴァッルモ」
by 澤村 恵
ここが◎!
・ガンガン洗っても平気な値段
・寝返りを打っても安心なサイズ感
・肌触りのいいパイル地素材を半面に使用
澤村さんは冷房でキンキンに冷やした寝室で、タオルケットを体に巻き込んで寝るスタイル。タオルケットで重視するのはサイズ感と重量。「友人からイケアのタオルケットはサイズ感も大きくて安いのに肌触りがいいよ!とすすめられ公式サイトで約1,500円購入しました」。木綿の平織りの裏面はパイル地になっていて肌触りもよく、軽いかけ心地なのに保温力も十分。「2歳の娘や主人が寝汗をかいてもすぐに洗濯ができるのでお手入れが楽な点も働く主婦にとっては嬉しい点です」。
「ストランドヴァッルモ」を
・Amazonでチェック・楽天でチェック
・公式サイトでチェック
イケアの「スティルサムト」
by 世古清佳
ここが◎!
・オールシーズン使えるフリース素材
・部屋を明るくするカラーリング
・洗濯機で丸洗いOK
本来は子供用のブラウンケットですが、肌触りのよいフリース素材、寝返りを打っても安心なサイズ感が気に入ってオールシーズン愛用中。ライターの世古さんいわく、「このフリース素材の毛布は、薄くて軽いので夏も暑苦しさを感じず眠りにつくことができます。それから寝汗をかいても洗濯機で丸洗いOKなので手入れも楽ちん」。冬と夏で寝具を変えるとその分収納スペースも必要になるので、年間通して使える寝具を選んでおくのも便利でいいですね。
「スティルサムト」を
・Yahoo!ショッピングでチェック
・楽天でチェック・公式サイトでチェック
トゥルースリーパー「涼やか波ケット」
by 増野玲奈
ここが◎!
・抜群の通気性で全然蒸れない
・だけどお腹周りは高密度で冷えの心配もなし
・洗濯機で丸洗いOK
増野さんが愛用するのは、去年の夏に購入したトゥルースリーパーの「涼やか波ケット」。特許取得のこの波形状で、通常のタオルケットに比べて4倍の通気性を実現しているそうです。「タオルケット選びに重視しているのは、重さと肌触りです。“驚きの通気力で、さらりと涼やか、快適な眠り”と紹介されているのを見て 即購入しました」。増野さんの夏の睡眠事情は、寝る直前までクーラーで寝室をしっかり冷やしてから就寝。そのため寝始めは寒く、明け方は暑いというのが悩みでした。「波打つ形状の波ケットは、肌との隙間に風を通してさらさらと涼やかなので、朝まで布団をはぐことなくおとなしく寝ています!」。お腹周りは特別な密度で編み込まれているため、冷えからお腹を守るという点も女性にはおすすめの逸品ですね。
「涼やか波ケット」を
・ショップジャパンでチェック
・楽天でチェック
無印良品の「しなやかタオルケット」
by 野口みさ子
ここが◎!
・肌に優しいオーガニックコットン入り
・洗っても縮まないタフさ
・なめらかでほつれにくいループ
この記事担当ライター野口は、数年前から寝具は『無印良品』で統一しています。無印の毛布やタオルケットは、オーガニックコットン混、アルパカ混、ガーゼケット、ワッフル……など常時20種類以上のランナップがあり、自分好みの肌触りが見つけやすいのが気に入っています。この「しなやかタオルケット」は、寝ているとき無意識に爪を引っかけてしまっても、ループがほつれにくく扱いやすいんです。素肌に触れても安心なオーガニックコットン混だと、子供が使うにも安心。1歳の息子に添い寝していると、私は寒いのに息子は汗だくだったりしますが、寝汗をかいてもパッと洗濯機で丸洗いでき、縮むことも少ないタフさで清潔に保てるのもいいですね!
「オーガニックコットン混しなやかタオルケット」を
・LOHACOでチェック
カシウエアの「TRIM BLANKET」
by 小川麻衣子
ここが◎!
・安眠を誘うふわふわ素材
・吸湿性・速乾性にも優れている
・洗濯をしても風合いはキープ
「カシウエア」と「ラルフローレン ホーム」のブランケットを、洗い替えしながら順に使っているという小川さんが、今回おすすめしてくれたのは前者。「ふわふわなボリューム感と柔らかい肌触りが気に入っている『カシウエア』のブランケットは、寝苦しい夏でも心地よく眠れるので気に入っています」。夏に使うにしては少し厚手と感じる人もいるかもしれませんが、吸湿性・速乾性にも優れ、自宅での洗濯も可能なので夏の寝具としてぴったりです。
「カシウエアのTRIM BLANKET」を
・公式サイトでチェック
・・・・・
編集部のタオルケット事情をリサーチして、洗濯できる・肌触りがいい・寝冷え対策・価格帯がちょうどいいなど、それぞれこだわりを持って選んでいることが判明。みなさんも素材・価格・機能性など、タオルケットに求めるこだわりポイントをチェックしつつ、夏のタオルケット選びの参考にしてみてください。