布団カバーの着脱が本当に億劫だった私、冬布団に入ったときの冷たい肌当たりが嫌な娘、寝汗に悩まされていた夫…。そんな我が家の寝室問題を全て解決してくれたのが、無印良品の「三重ガーゼの寝具カバー」。 家族みんなを快適な睡眠に促す、優しさが詰まったアイテムをレポートしていきます。
初めて「三重ガーゼ掛ふとんカバー」を知ったのは、「無印良品で買うべき毛布はこれ!」の取材をしたとき。ガーゼのなんとも言えない優しい肌触りに感動し、どれくらいカバーの着脱がスムーズなのかも興味津々で、取材後すぐに買ってしまいました(笑)。この布団カバーの売りはズバリ“着脱の手軽さ”。「ホテルの業務用カバーを参考に、角の穴から手を入れ布団を引き込みやすくし、サイドの穴はボタンで留めればOKの簡単着脱構造にしたことが最大のポイントです」(無印良品生活雑貨部ファブリック担当 久保田裕子さん・以下同)。
目次
最も感激したのは、超簡単に交換できて
カバー内で布団がずれないこと
このカバーの最大の特徴はファスナーがないこと。シングルの場合、8カ所のスナップボタンで布団をしっかり固定します。「誰でも簡単に着脱ができるような仕様にならないかと、チームみんなで何度も試して完成したのがこの布団カバー。従来の商品と比べて着脱時間も手間も半分以下になりました」。実際に使って手間がいちばん省けたと感じたのは、布団カバー4隅の“ひも”を結ばなくていいことです。ひも部分が全てスナップボタンで留めるだけなので、外れたり固結びになる心配がありません。布団をカバーの中に入れてしまえば、あっという間! 以前は8分ほどかかっていた作業が3分にまで短縮されたのには、驚きです。
◆この手順でやれば、誰でも簡単に着脱可能!
肌触り最高なオーガニックコットン100%
布団に潜り込むのが楽しみになります!
「オーガニックコットンを三重に織り上げた生地で作られたカバーは、軽くて保温性にも優れ、肌触りも優しいことが魅力です」。ガーゼ素材は吸汗性が高く汗をかいてもすぐに吸収するので、羽毛布団にこのカバーをかけておけば寝汗をかいても蒸れずに快適! 私は、冬場ベッドに入るとき、冷たい寝具になるべく肌が触れないように潜り込んでいましたが、このカバーは三重織りにしたガーゼが空気を含んでふっくらしているから、肌触りも暖かく、安心して眠りにつくことができるようになりました。
冬は布団カバーとして使い
夏はそのままタオルケットに。
収納も軽減され一石二鳥の嬉しさ
「この時期ならカバーをかけた羽毛布団の上に、合繊の毛布をかけて暖かさを閉じ込めれば、体温だけでも十分に暖かいですよ! また夏はそのままタオルケット代わりとしてもお使いいただけます」。オールシーズン使えるマルチカバーは、寝具の量を減らすことができるので、収納が少ない住まいだと助かるというメリットもありますね。
カラバリも豊富だから、部屋との
コーディネートも楽しくできます
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グレーの壁に合う、シックな雰囲気にまとまる寝具を探していたときに@malu_spsさんが見つけたのはネイビーの三重ガーゼの寝具カバー。その上に、チャンキーニットブランケットをかけてコーディネート。「肌に優しいガーゼのカバーに極太ニットのブランケットで保温力を高めました。寝具にネイビーを取り入れたことで、寝室がキリッと引き締まり大人っぽくなりました」とmaluさん。
我が家のベッドフレームの色がダークブラウンなので、よりシックな雰囲気にしようと今回はモスグリーンとネイビーのカバーを購入しました。実は、私は寝室を白で統一することに憧れているので、今年の夏は白にトライしてみようと思っています。
ガーゼ素材の乾燥しやすさも
主婦にとっては嬉しいポイント
「三重ガーゼ掛ふとんカバー」の寝心地の良さは、使用している家族全員大満足! そして‟主婦目線“で見た私にとっての最大の喜びは着脱時間と、洗濯後の乾きの早さです。冬に寝具を洗濯するとなると天候にも左右されることに悩んでいました。しかし、このカバーは吸汗性の高いガーゼを使用しているので、乾きがとっても早い! 実際、真冬のこの時期、11時にダブルサイズのカバーを干しても夕方には乾いていました(笑)。また、柔軟剤を使わなくても十分柔らかいので、洗えば洗うほど肌なじみが良くなるというのも◎。体に優しいだけでなく、家事を担う主婦にも優しい三重ガーゼカバー。もう手放せません(^_-)-☆
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取材したのはこちら
商品開発の基本は、生活の基本となる本当に必要なものを、本当に必要なかたちで作ること。そのために、素材を見直し、生産工程の手間を省き、包装を簡略化。その方針が時代の美意識に合い、シンプルで美しい商品が長く愛され続けている。店舗は現在、全世界で700を超え、商品アイテムも、衣服や生活雑貨、食品、そして家まで、7000アイテムを超えた「無印良品」。しかしその思想の根幹は誕生当時と変わらず、北を指す方位磁石のように、生活の「基本」と「普遍」を指し続けている。2019年には銀座に「MUJI HOTEL GINZA」がオープン予定。
株式会社良品計画
監修
入社以来、約10年生活雑貨部 ファブリック部門の、リビング、寝装品のファブリック企画、開発に従事。開発のみならず、品質、生産管理も歴任。主力生産国の、中国、インド、ベトナムのみならず、キルギス、メキシコ、ネパールなど、世界の適材適所なファブリックを、開発し続けています。