もちろんお洒落なほうがいいんだけど、それほど人目に触れるものでもないからと、適当に選んでしまいがちなのがルームスリッパ。だから来客や宅配便が来たときに、ちょっとだけ恥ずかしい思いをすることも・・・。今、「バブーシュ」をルームスリッパとして使う人も増えています。値段も手頃で、ネットでも可愛らしいものが探せるから、この機会に家のスリッパを替えてみませんか?
そもそも「バブーシュ」とは、モロッコの伝統的な履物で、その名前は、ペルシャ語の“足を覆うもの”から来ています。革や布から作られ、かかとを踏みつぶした独特なデザインが特徴。もちろん屋外でも履けますが、日本では主にルームシューズやスリッパとして使われています。モロッコがルーツということもあり、色使いや絵柄が明るいエスニック調のものが多く、履いているだけで気分もアップ。また、数多くのバリエーションがあるので季節によって室内履きも衣替え、なんていうのも素敵ですね。
目次
ビーズとスパンコールで描かれた
エスニック柄と羊革の柔らかさが◎
まずは、モロッコ生まれらしいエスニックな柄が施されたバブーシュを紹介します。ベジタブルタンニングされた羊のヌメ革は吸い付くような柔らかさ。ソールまで全て羊のヌメ革を使用しているので、普通のスリッパのようにパタパタと音を立てにくいのも嬉しいポイントです。全部で9色展開ですが、色のトーンが暗くなりがちな冬こそ、明るい色味をチョイスして華やかにするのもいいですよね。白ベースであればどんなコーディネートとも馴染みます。職人によるオールハンドメイドがいい感じ!
インディゴワッフル地のバブーシュは
ブルックリンスタイルの部屋にいかが?
この生地は、岡山県倉敷市児島地区で作られたもの。ご存知の方も多いかと思いますが、デニムで有名な岡山のなかでも特にデニム関連の産業が盛んな地区で、“児島デニム”という呼び方もあります。そのデニムの聖地でインディゴ染めされたワッフル生地は、独特の凹凸が、いわゆるデニム地よりも優しい味わいを与えています。色はネイビーとブルーの2色で、サイズもMとLがあるので、男女で揃えて履きやすいのも嬉しいところ。程よくカジュアルな雰囲気は、ここ数年人気のブルックリンスタイルのインテリアにも似合いそう。
シンプルながら甘い発色が
インテリアの程よいアクセントに
羊革を使用したモロッコ産のシンプルなバブーシュ。この商品の特徴は、15色展開というカラーバリエーションの多さ。なかでも、写真のような甘いカラーが可愛くておすすめです。写真の色は“バヒアブルー”。バヒアとは、マラケシュにある古い宮殿で、この宮殿の装飾に使われている緑がかった薄い青をイメージした色だとか。そんな名前の由来を読みながらお気に入りの色を探すのも楽しそう! また、この商品には靴を入れる巾着袋が付属しています。飛行機やホテルの室内など、旅先に持って行っても活躍してくれそうです。
大人っぽくスタイリッシュな部屋に
似合うイントレチャート
ゴートスキンを編み込んだ、リッチ感のあるバブーシュ。山羊の革は、薄くても強度が保てるので、履物などに合った素材です。4色展開ですが、シャープな部屋に似合う黒が断然おすすめ。男女2サイズあるので、家族で揃えて使うにはぴったりの商品です。床暖房を使っていたりすると、足元が蒸れやすかったりしますが、メッシュ編みなら通気性も良くて、その点も安心ですね。
モダンなプリントが20バリエ!
洗える清潔さも嬉しいところ
なんと20種類あるというプリントバリエで、並べておくと華やかになりそうなバブーシュ。肌に触れる部分はパイル地を使用しているのでふかふかな肌触り。革の臭いが気になるという人や、定期的に洗濯機で洗いたいという人には、こんなファブリックのバブーシュがおすすめです。かかとは踏んで履いたり普通に靴のように履いたりできる2WAY仕様。Lサイズもあるけれど、これは、揃えるのではなくて家族それぞれが好みの柄を選ぶほうが楽しそうですね。
スリッパほど生活感が出ず、色や柄も素敵なものが見つかるのがバブーシュ。玄関先にかごやバスケットに重ねて入れておくだけで、ちょっとしたお洒落感を出すこともできます。なかなか替え時が難しいスリッパですが、洋服の衣替えと同じタイミングで更新してみては?