夏野菜の代表格といえば、つややかな紫、瑞々しい果肉と食感の“ナス”! 味にクセがなくて、そのままでもおいしく食べられるナスですが、どんな食材や調味法にも合わせやすくて、和洋中どんなメニューにも対応可能な魅力な食材。ナスがおいしいこの季節に、手軽に作れる絶品レシピをミツカンメニュー開発担当者の方に伺いました。
夏から秋にかけておいしくなる“ナス”。栄養価やビタミン量はそれほど高くありませんが、体温を下げる“カリウム”や、紫紺の皮部分にはポリフェノールの一種“アントシアニン”が含まれていて老化予防を抑える効果も。そう!ナスは低たんぱく・低カロリーで体に嬉しい効果が盛りだくさんの夏野菜なんです!「 ナスがおいしいこの時期に、レパートリーを増やしたい!」との声に応えて、ミツカンメニュー開発者、、ミツカンの味覚のプロ集団「味確認室」の方にだしや調味料を使って手軽に作れる絶品レシピを伺ってきました。レシピを参考に、おいしいナス料理にチャレンジしてみてくださいね。
目次
Recipi1 だしのうま味が口いっぱいに広がる
焼きナスとトマトのだし浸し
〈材料(2人前)〉
ナス/2個 ミニトマト/6個 サヤエンドウ/10枚 サラダ油/大さじ1
(調味料)
ミツカン 八方だし 20ml *「八方だし」と水の希釈は11倍(1:10) 水1カップ ショウガ1片
〈作り方〉
①ナスはヘタを取り縦半分に切る。皮目に格子状の切れ込みを入れ、長さを2~3等分にし、水にさらす。ミニトマトは湯むきする。サヤエンドウは筋を取って色よく茹でる。
②フライパンでサラダ油を熱し、水気を切ったナスを皮目から焼く。
③鍋で合わせた〈調味料〉を煮立たせ、バットに移す。②のナス、ミニトマトを入れて粗熱を取り、サヤエンドウも加え冷蔵庫で冷やす。
④③を器に盛り、すりおろしたショウガをのせる。
Recipi2 炒めることでポン酢の酸味が
マイルドに! 豚肉とナスのさっぱり炒め
<材料(2人前)>
豚バラ肉の薄切り/160g ナス/2本 ごま油/大さじ1 万能ネギ(小口切り)/適量
(調味料)
ミツカン 味ぽん®/大さじ2
<作り方>
①豚肉は食べやすい大きさに切る。ナスは5㎝程度の長さに切ってから8等分し、10分程度水にさらした後、ペーパータオルで水気をふき取る。
②フライパンにごま油を熱し、豚バラ肉を炒める。火が通ったらなすを入れ、炒め合わせる。
③油が全体に回り、ナスが柔らかくなったら、余分な油をペーパータオルでふき取る。
④全体に火が通ったら、“味ぽん”をフライパンに回し入れ、サッと混ぜ合わせたら火を止めて余熱で炒め合わせる。
⑤④を皿に盛り、お好みで小口切りにした万能ねぎを散らす。
Recipi3カンタン酢TMで作る“つくおき”
レシピ 焼きナスのにんにくマリネ
〈材料(2人前)〉
ナス/3本 にんにく/2片 サラダ油/大さじ4
(調味料)
ミツカン カンタン酢TM/大さじ6 一味トウガラシ/5ふり
〈作り方〉
①ナスはヘタを落としてガクを取り、長さを半分、縦に4等分に切る。
②にんにくは5㎜角に切る。
③皮を下にしたナスを並べ、にんにくを散らし、油をふりかけて中火にかける。転がしながら、柔らかくなるまで火を通す。
④ナス、にんにくを取り出し、平らな器に並べる。“カンタン酢”、一味トウガラシをふりかけて全体に絡めたら、10~20分程度味をなじませる。
※冷蔵庫に保管し、なるべく早めにお召し上がりください
Recipi4 食欲をそそるそうめんアレンジ
カリカリ豚とナスのキムチそうめん
〈材料(2人分)〉
そうめん/3束 豚バラ肉の薄切り/250g ナス/1本 グリーンアスパラ/2本 キムチ/100g いりごま/適量
(調味料)
ミツカン 追いがつお®つゆ2倍/1/2カップ 水/1/2カップ
〈作り方〉
①豚肉、キムチは食べやすい大きさに切る。ナスは縦16等分に切って水にさらす。グリーンアスパラは根元の固い部分はピーラーでむいてから斜め切りにする。
②調味料は合わせておく。
③フライパンで豚肉をカリカリになるまで炒める。そこに水気を切ったナス、グリーンアスパラを入れてさらに炒め、具材に火が通ったら、キムチを加えてサッと炒める。
④熱湯でそうめんを茹で、冷水にさらし、器に盛る。
⑤④の上に③をのせていりごまを散らし、②を回しかける。
変幻自在のナスレシピいかがでしたか? ミツカンのだしや調味料を使えば、だしを取る手間が省けたり、調味料のバランスを考えずに味がすぐ決まるので時短にもつながります。この暑い夏はおいしいナス料理にチャレンジして元気に乗り切りましょう!
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「買う身になって まごころこめて よい品を」「脚下照顧に基づく現状否認の実行」を企業理念とし、創業から210年をこえて、人々の食文化を創造する、商品・メニューを提供する『ミツカン』。2014年には味作りを見直し、商品の中身品質に磨きをかけるため、商品の味作りを支える組織「味確認室」を立ち上げ、「本当のおいしさ」を勉強することから活動を始めました。さらに、2018年7月にはこだわりの味作りの過程で培ったノウハウを、多くの方に実感、体感してほしいと「味確認室プロジェクト」を始動。今後も、そうした企業理念に基づき、次の商品開発につなげていくそうなので、楽しみですね。