いつもの塩焼きに飽きてきたら【サンマのイメチェン】新趣向

旬のサンマは脂が乗っていておいしいので、食卓にあがる頻度も高まりますよね。とはいえ、秋も中盤にさしかかると「またサンマの塩焼き……」と飽きしてしまう感じも否めません。それなら、アレンジレシピに挑戦したり、食器選びを工夫して、マンネリ回避してみましょう!

サンマというとこんな感じになりがちですが、さてどこを変えましょうか?

食欲の秋を感じさせる「サンマ」。ともすると食卓は地味〜な印象になりがち。でも、#サンマを検索してみるとお洒落でおいしそうにサンマをアレンジしている人がたくさん! 盛り付けのコツや器のこと、レシピについてインスタグラマーさんにお伺いしました。

目次

ターコイズブルーのプレートで
焼きサンマをお洒落デリ風に

 

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和食の代表とも言える焼き魚だからこそ、洋風のお皿に乗せてみると、また新たな一面を見せてくれます。発色が美しいターコイズブルーのお皿とサンマのコントラストに意外性もあり、ユニークなアイデアですね。

「朝食にパンケーキ食べることをイメージして作られたという、『studio m’』のマティネというシリーズのお皿を使い、ワンプレートに盛り付けて新鮮さを追求してみました。まずはサンマの塩焼きをお皿の中心に盛り付け、その周りに作り置きしてあった常備菜とおにぎりを添えて。汁物は小さなお皿に入れることで、サンマ定食ならぬ、カフェ風のサンマプレートの完成です!」(ayummistさん)

薬味を周りに散らすだけで
見た目にもおいしく、味にも深みが

 

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「サンマには大根おろし」という定番を、たまには変えてみると新鮮さがぐっと高まります。サンマに合いそうな薬味をたっぷりと散らしたり、副菜も一緒に盛り付けることで、いつもと違った表情に。

「焼きサンマの上には葉ネギを散らし、最後に醤油・生姜・ごま油・甜菜糖を軽くレンジで温めて混ぜた香味だれをかけています。この香味だれが絶品。さんまの塩焼きに飽きがくる頃に食卓に出すと皆ペロリの一押しメニューです。盛り付けは、シソの緑色とムラサキダイコンで彩りバランスを考えました。そんないつもと一味違う焼きサンマには作家の叶谷真一郎さんの縞皿を合わせ趣きを添えてみました」(chibi_leaf02さん)

あえての丸皿でサンマの塩焼きを
お洒落に盛り付ける

 

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特別感のあるお皿は、食材を華やかに見せてくれる力があります。細くて長いサンマには、丸いお皿は不向きかな……と、いつもの魚用のお皿を使ってしまいがちですが、お気に入りの皿に乗せてみると、また違った表情に。

「サンマを乗せた皿は、有田焼の作家、川口武亮さんのもの。シンプルでいて趣きのある白いお皿は、どんな料理もおいしそうに見せてくれるので重宝しています。サンマがメインの日は食卓が単調になりがちなので、副菜をなるべくたくさん並べるようにしてテーブルスタイリングにも気をくばっています。メインのお皿にはサンマだけでなく、モロッコインゲンと枝豆のココナッツ炒め、ニンジンと香菜のナムルなど彩りを添えて丸皿でも見栄えのいいバランスになるようにしています」(kakky527さん)

いつもの焼きサンマも
丼にすると映え度アップ

 

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サンマはメインのおかずとして、ごはんとは別にお皿に盛り付けて出す、という人が多いのではないでしょうか。その当たり前を変えて、あえて丼ものにしてしまうというのもひとつのアイデアです。

「『シロカ』のかまどさんという炊飯土鍋を愛用しています。塩焼きにしたサンマをごはんの炊き上がりと同時に上に乗せただけの簡単メニュー。でも、モミジ型に切ったニンジンとすだちを散らすだけで季節感と特別感が出るのでおすすめです。食べるときはサンマをほぐしつつご飯と混ぜながらいただきます。パーティやおもてなしの日は、土鍋のまま食卓に持っていくことも。ゲストも喜んでくれるんです」(t_ammyさん)

土鍋でほっこり、ふっくら
サンマの炊き込みごはん

 

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サンマと一緒にごはんを炊き込むと、旨味がギュッと詰まったホクホクごはんになるんです。

「この土鍋は、ずいぶん昔に買ったノーブランドのものですが、IHも対応できる土鍋なので、いろいろな炊き込みごはんをつくるのに重宝しています。サンマの炊き込みごはんは実にシンプルですが、本当においしいのでおすすめ。それに土鍋にお米とさんまを入れて炊くだけなので楽チンなのも魅力。さんまの姿がそれだけで秋を表現してくれているのでショウガとスダチを添えただけのシンプル盛り付けに」(ayumi_masunariさん)

焼きサンマに飽きたら「煮る」
居酒屋風おつまみスタイルに

 

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焼くのではなく煮てもおいしいのがサンマ。たくさんの惣菜とともに、おつまみのひとつとして味わうのも、居酒屋さんのようで楽しい食卓になります。

「サンマはいつも焼いてしまいがちですが、この日は下処理したサンマに塩をふり、オリーブオイル、ニンニク、鷹の爪、ローリエと一緒に、低温でコトコトと20分ほど煮てみました。ほろほろと身が柔らかくニンニクが効いているのでお酒がすすむ味わいになり新鮮です。盛り付けは『取りやすく』を一番に意識。お箸でとっても崩れないように盛り付けるのがこだわりです。ちなみにさんまを盛り付けたお皿は素敵な器が気軽に買えるオンラインショップ双円で購入したオリジナルの一枚。シンプルでどんな料理もモダンな表情にしてくれるので重宝しています」(higucciniさん)

 

少しの工夫で、バージョンアップ。これなら、家族にも「またサンマ……」なんて言われることがなくなりそうですね。サンマを味わい尽くすのは、まだまだ先になりそうですね!