【2万円台でも高性能でした!】『Anker』が作ったロボット掃除機の実力レポ

忙しい世帯の時短家電として定着し、各社から魅力的なロボット掃除機が登場するなか、使いやすいシンプルな機能でコスパもいいと噂なのが、『アンカー』の姉妹ブランド、『ユーフィ(Eufy)』のRoboVac 11Sです。以前にルンバを使っていた私が、その気になる実力を試してみました。

まだ日本で買えなかった約15年前に、初代ルンバをハワイで購入。6年前には、認識機能がアップした当時の最新モデルに買い替えましたが、階段用だったダイソンのハンディクリーナーで、出がけに家中をざっと掃除するほうが楽になり、結局2代目ルンバはお蔵入り。週末はダイソンの普通の掃除機で掃除し直すという組み合わせになっていました。今回試した、ユーフィ ロボバック11Sは、超スリムで吸引力もしっかり。定価が税込24,800円というコスパのよさも魅力。1カ月間実際に使ってみた感想をレポートします。

目次

まず驚いたのは、運転音の静かさ
これなら何時でも使えます!

いちばん楽ちんなのが、場所に合わせて最適な掃除モードを自ら選択して掃除をする“自動モード”。カーペットのリビングとフローリングのダイニングで使いましたが、驚いたのは運転音がとても静かなこと。手持ちのルンバ、ダイソンとも音が大きく、家族が寝ていると使えませんでしたが、これなら時間を気にせず便利。帰宅後、夜に使っても大丈夫そうです。

とにかく縦横無尽に動きゴミをキャッチ。
掃除漏れなくしっかりきれいに

ルンバのように、AIで移動経路や部屋の広さなどを認識しない分、ランダムな動きを繰り返しながら一生懸命に走行。非効率な分、時間がかかりますが、パワー全開で部屋中をくまなく掃除してくれます。いつも電池を使い切り、息も絶え絶えな様子で充電器へ(笑)。その頑張りのおかげでカーペットがワントーン明るくなり、隅にたまっていたゴミもすっきりしました。雑な私の掃除より優秀なのは明らか。日常のお掃除には十分な吸引力です。段差のある玄関で落下防止機能も試しましたが、問題なく回避。

2㎝の段差と愛犬の抜け毛回収は次第点。
ちょっと不安が残る結果に

リビングとダイニングの間の段差は乗り越えたり止まったりと不安定なので、二部屋同時に掃除するのは断念。ひと部屋を集中掃除するシングルルームモードをダイニングで使ってみたところ、自動モードよりさらにきれいに。フローリングとの相性は抜群です。もうひとつの課題はペットの抜け毛。ちょうど愛犬の換毛期で、シャンプー後は部屋中に大量の毛が散乱。吸引力をマックスにして試したところ、ダスト容器が途中でパンパンに。ゴミを捨てて再開したものの、終了時、カーペットには取り残しがちらほら。最後に気になるところだけ、ハンディクリーナーを使いました。我が家の場合は、他の掃除機との合わせ技がベストかもしれません。

いつでもきれいな部屋に大満足。
シンプルな機能が私には合っていました

2代目ルンバでは面倒で使わなかった、留守中のタイマー予約を活用したら、掃除をしない日がなくなり、部屋が毎日きれいに。週末のやり直し掃除の回数も減りました。掃除しないとというプレッシャーもなくなり、家事や仕事に時間のゆとりができたのがいちばんの収穫。必要最低限の機能で十分、基本は留守中に使うので稼働時間が長くても気にならない、在宅時使う場合は朝晩なので音は静かがいい、という私にぴったり。ルンバが最低4万円弱なことを考えると、超コスパ良しです! 今どきお掃除ロボットは、お手頃価格でもとっても優秀。共働き世帯に、気持ちの余裕を与えてくれますよ!

『ユーフィ(Eufy)』 ロボバック11S デジタル関連機器やBluetoothスピーカー、モバイルプロジェクターなどを手掛けるAnker グリープが発売。上面に傷が付きにくい強化ガラスカバーを採用したきれいなルックスも◎。サイズ約:W325×D325×H72㎜ 重さ:約2.65㎏  カラー:ホワイト 連続稼働時間:最大100分 ダスト容器の容量:0.6L 充電時間:約300分~360分

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