「整理と収納の違い」を学んで、片付け上手に!

もともと整理整頓好きで自分なりにきれいにしているつもりでしたが、料理や器が好きなこともあって最近は物が増え、特にキッチン下の引き出しはあけるたびにげんなりしていました。その悩みを知的家事プロデューサーの本間朝子さんの「キッチンの整理収納術」セミナーでしっかり解決してきました!

セミナーで学んだ整理収納術を、悩みの種だった自宅のキッチン下収納で実践してみた写真が上のものです。かなりすっきりしたので、時間がかかったと思うかもしれませんが、時間はわずか30分程度です。今回ご紹介する本間式の整理収納術最大のポイントは「罪悪感を捨て、今あるものの取捨選択を素早くすること」だと思いました。では早速そのメソッドを私の実践編と併せてご紹介していきます。

知的家事プロデューサー本間朝子さん。家事と仕事の両立に苦しんだ経験をいかし家事の効率化「知的家事」を考案。

目次

本間式整理収納メソッド
目からうろこ!整理と収納は別物と考える

今回のセミナーでいちばんハッとさせられたのが冒頭の整理収納の言葉。「整理収納」ってひとまとめにとらえがちですが、これは別々の言葉で「整理」は不要なものを取り除くこと、「収納」は出し入れしやすく収めることなんだそうです。いるかいらないかを判断し、出し入れしやすく収めることで「整理収納」というわけです。すなわち、整理がきちんとできなければ収納もできないということなんです。今あるものをどうにかしてしまおう(収納)としていましたが、まずは不要なものを取り除かなければきれいな収納にはたどり着かないのだなと当たり前のことですが、新たな気づきでした。

我が家のキッチン下の引き出しで実践!
まずは「整理=不要なものを捨てる」

今回トライした引き出しには普段あまり使わない食器類を入れていたのですが、実際に全部出してみて仕分けてみると、いるものはすぐに判断がつくけれど、迷うものが多くて苦戦しました。捨てられない理由として「もったいない」「いただき物なのに申し訳ない」という罪悪感が主なハードルだと本間さんもおっしゃっていましたが、いずれも感謝の気持ちを持ちありがとうといって処分することに。それでも少し処分することに気が引けたので私はほしいという友人に譲ることにしました。これで気持ちよく手放すことができ、整理も完了しました。

「整理」のポイント
いる、いらないは3秒で決める!

整理収納をするなかで最も大変な作業は「いる、いらない」を決めること。スムーズに進める秘訣は3秒で仕分けしていくことだとおっしゃっていました。迷いだすとどんどん残すものが増えてしまい、結果的に片付かない事態に陥ってしまうので、3秒でパッと判断していくのが大切だそう。その際使える、使えないで選ぶのではなく、使っているか使っていないかでジャッジするとスパッと判断できました。

我が家のキッチン下の引き出しで実践!
次は「収納=使いやすく収める」

不要なものを取り除き、必要なものだけ残したら、後はそれをしまえば整理収納の完了です。我が家の場合の収納はこんな感じ。

引き出し内になんとなく並べただけですが、すっきり見やすくなりました。が、もう少し使いやすくしたいなということで、手前の小皿やカップを取り出しやすいように小分け収納ボックスに入れてみることに。

小皿は積み上げるより横に重ねたほうが取り出しやすいのとギュッと省スペースでしまえるのでボックスを投入して大正解でした! 使いやすいうえに見栄えも格段にアップ。これでもう引き出しをあけるたびにげんなりすることもなくなりそうです。

「収納」のポイント
ボックスは仮で様子をみてから購入

これなら入るだろうと先にボックスを購入し、いざしまってみたらなんだか合わない、使いづらいということありますよね。そんな失敗を回避するために本間さんがおすすめしているのが仮ボックスで様子を見ること。牛乳パックや紙袋などで仮のボックスや仕切りを作り2、3日使ってみて、使い勝手に問題がなさそうであればそのサイズに合ったボックスを購入すればいいそうですよ。

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整理収納は苦手という方にこそおすすめの本間式。実はこの1カ所を始めたことからすっかり整理にハマり、現在キッチン周りを一掃中です。この考え方はキッチンだけでなくどこの整理収納にもあてはまるので家中をすっきり使いやすい空間にしていきたいと思っています!

知的家事プロデューサー本間朝子さん主催のセミナーは、毎月異なるテーマで実施中。次回は9月4日(水)「手間のかかるメニューが時短で作れるお料理セミナー」を開催予定とのこと。興味のある方はぜひ参加してみては?

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監修

不動産会社の企画営業、フードプランニング会社のチーフディレクターを経て独立。仕事と家事の両立に苦労した経験から、無駄な時間と労力を省く「知的家事」を考案。「時間がない」「家事が大変」と嘆く多くの主婦の悩みを解決。家事家電や住設備のAI化にもいちはやく目を向け、テクノロジーを生活に融合させた、より豊かな暮らし方を研究している。

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