「Prepd Pack(プレップド パック)」はサンフランシスコ発のランチボックス。クラウドファンディングで400万ドル以上調達することに成功した、ケースとコンテナを組み合わせるという斬新なアイデアが気に入って即決購入しました。2年以上使っていますが、好きなメニューを好きなように詰められるこのお弁当箱は変わらずお気に入りです。

お弁当は週3〜4日回。夕食を自炊できるときは少し多めにおかずを仕込み、忙しい場合は1週間分をまとめて週末に作り置き。Prepd Packの魅力は、こんなふうにコンテナをいろいろ組み替えられること。
お弁当箱としては少し値段が高めの5,000円超えでしたが、竹を使った高級感のあるデザイン、コンテナを組み合わせて使うという機能美に惚れました。お弁当のさまざまな悩みや心配を高スペックな機能とアイデアで解決したこの「Prepd Pack」の魅力を、2年たった今でも現役で使い倒している私がお伝えします!

Prepd PackのHP
目次
大きさ違いのコンテナを
組み合わせてケースに収納する
新しいお弁当箱が「Prepd Pack」
Prepd Packは、大中小3種類のサイズのコンテナーを複数組み合わせて、ケースに収納するスタイルのお弁当箱です。サンフランシスコを拠点とするプロジェクトチームが2015年に考案し、クラウドファンディングで資金を集め、考案から約2年をかけて製品化されました。
◆注目の機能美はここ!◆
- コンテナを収納する外側のケースは、側面と背面がプラスチック、前面が竹で作られて います。曲げわっぱや竹かごなどの自然素材で温かみのあるお弁当箱を連想させる、ハイブリッドなデザインです。
- 開発チームが特にこだわったのは容器の密閉性。液漏れ防止を実現するためにローンチ予定が数カ月遅れたんだとか。コンテナの大と中には、スクリュー式でふたに固定できるソースポットも。
- 基本セットに付属するナイフ、フォーク、スプーンは、柄の部分にマグネットが埋め込まれています。カトラリー同士が自然にくっつくので、ケース内でぶつかりにくく、カチャカチャと音もなりません。
- 保冷パックはケースの両側面の内側にぴったりと収まる仕様になっていて、断熱素材で作られたスリーブケースと合わせて使用します。夏でも数時間はお弁当が冷たく保たれているので安心。
◆いろいろあったお弁当の悩みが激減!◆
●気密性が高いから、液漏れの心配なし
液漏れの不安から「あー本当は今日、酢の物も煮物も食べたかったのに」と思いつつ断念していたメニューもお弁当のおかず候補に!
●おかずごとコンテナを分けて味移り防止
おかずの数や内容に合わせて3サイズのコンテナを使い分ければOK!。
●事前に準備しておけるから朝の支度が楽
コンテナーを追加購入しておくと、数日分のおかずをあらかじめコンテナに詰めて冷蔵庫で保管、準備(prepped)しておけます。朝はコンテナをケースにセットするだけ。
●付属のソース用ポットが意外と便利!
生野菜などは、事前にドレッシングをかけてしまうと食べるとき“しんなり”してしまいます。ポットにドレッシングを入れておき食べる直前にかければ“シャキシャキ”食感は保たれます。
●夏も安心な保冷パックとスリーブケース付き
専用の保冷パックとスリーブケースを組み合わせれば、夏でも数時間お弁当が保冷されます。
●会社で自慢できるスタイリッシュなデザイン
外側のケースはプラスチックと竹でできていて、会社のデスクでお弁当を広げても恥ずかしくありません。
ベジヌードルからデリ風お弁当まで
私のお弁当ライフを少し披露!
お弁当らしくないメニューのときも多く、会社でも「今日のお弁当、なんですか?」と聞かれることもしばしば。そんなときにこのお弁当箱買ってよかったなぁと思います♪
①大根、鶏ささみ、野菜のベジヌードル

ピーラーや専用ツールを使い、野菜を細長く麺状に切ったもの。前日の夕食の残りを夜のうちに詰めておきました。液漏れの心配がないため、ゴマだれをコンテナー小に詰めて持っていき、食べる直前に混ぜます。
②鶏むね肉、葉野菜とフルーツのマリネ

忙しい週の定番は、葉野菜または合わせ薬味と、Anovaで低温調理した鶏肉、マリネや酢漬けなどの日持ちのするおかずです。週末にまとめて作り置きし、お肉以外を各コンテナに数日分詰めておきます。朝はお肉を切って入れるだけで完成です。
③豚しゃぶの中華風、パプリカのマリネ、
コールスロー、紅白なます

メインのお肉をコンテナ中に入れ、その他のおかずはコンテナ小で多種類持っていくこともあります。おかずの種類が多いとお弁当を食べるのが楽しみで午前中があっという間に過ぎてしまいます。笑
以前はジップロックのスクリューロックをお弁当箱として使い、ひとつのコンテナに1種類のおかずを入れるようにしていましたが、サイズが大きく3種類のおかずしか持っていけませんでした。Prepd Packでは、コンテナ小を複数使うことでおかずの種類を増やし、デリ風のお弁当を持っていくこともできます。
コンテナは、他のお弁当箱でも活躍!
- 使い勝手のいいコンテナは、他のお弁当箱と組み合わせても便利。例えば、パンをお弁当で持っていく際に、野菜やドレッシングを入れて持っていくと栄養バランスも◎。
- 箱根旅行の翌日、ホテルでお土産にいただいたパンとジャムに、プチトマトをコンテナ小に入れて。コンテナ小は、他のお弁当箱の中に収まるサイズなので、よく使います。
このコンテナは、他のお弁当箱と組み合わせたることも。最もよく使うのはコンテナ小。お弁当箱にコンパクトに収まるので、あとちょっとおかずを足したいときにとっても便利です。
作り置きできる「Prepd Pack」は
忙しい人にこそぴったりなお弁当箱です!
- 合わせ薬味、自家製ラー油、味玉、紫玉ねぎの酢漬けは各コンテナ、ソースポットに詰めて冷蔵庫で保管し、朝の時間を節約。鶏肉のみ、毎朝カットすることで昼食時までしっとりとした食感が保てます。
- 各コンテナの高さは5㎝未満なので、3段重ねて冷蔵庫に収納でき、見た目にもスッキリ。週末に時間があるときは複数メニューを用意し、毎朝その日の気分でメニューの組み合わせを冷蔵庫から選びます。
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できるだけ朝の手間をかけずに、健康に良いものをとりたいというのが私のお弁当ライフのモットー。Prepd Packは作り置きをコンテナにあらかじめ詰めておくことができるため、忙しい朝の時短になり助かります。私はまだ使用したことないのですが、Prepd Pack向けのレシピが多数掲載された公式アプリがあります。カロリーや調理時間の目安を参考にメニューを選べて、野菜をふんだんに使ったヘルシーなトルティーヤや、冷めていてもおいしいピタを使ったローズマリー風味のピザなど、食べてみたいレシピがいくつかあったので、今年度はアプリを使ってお弁当のバリエーションをさらに広げていきたいです。
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