食べ頃になった「サツマイモ」で手作りスイーツを!

サツマイモの旬は“秋”というイメージがありますが、最旬は“冬”であるのをご存じですか? 収穫してからしばらくたって、糖度が増した冬のサツマイモはスイーツにぴったりです。自宅で、お手製スイーツを作る方も増えるこの時期、インスタで見つけたおいしそうな逸品の作り方をしっかりと取材しました!

@irukanoshippoさんのスイートポテトパイは一口サイズで見た目も可愛らしいですね! 詳しくは記事内をご覧ください。

秋に収穫されたサツマイモは、1カ月ほど貯蔵されることで水分が適度に排出され、デンプンが糖質に変わることで甘味が一層増してきます。だから収穫したてよりも冬こそ、最もおいしくサツマイモを食べられる季節なのです。そんな甘味がアップした冬のサツマイモでスイーツを作ってみませんか? おいしそうなお手本レシピを五つご紹介します!

目次

簡単&見た目良しでホムパに使える!
ハーブが爽やか「サツマイモのレモン煮」

 

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Sumire_03020712さん(@sumire_030207121500)がシェアした投稿

ホームパーティが大好きという@sumire_030207121500さんのサツマイモスイーツは、見た目にも華やかで、火にかけ放っておくだけで完成する神レシピ。「本当に材料を入れて煮るだけの簡単スイーツです。こだわりは香りのアクセントとして添えるローズマリーとレモン汁。レモン汁は、愛媛県の『福岡自然農園』の無肥料無農薬で作られたレモン果汁を使っています。お好みでしょうゆをほんの少し垂らすと風味が増しておいしいんです。サツマイモの甘味とレモンの酸味が絶妙にマッチしてホムパで出しても人気のデザートです」

〈レシピ〉
輪切りにしたサツマイモ2本分を10分水につける
切ったサツマイモを鍋に入れ、サツマイモがつかる程度水を入れる。砂糖とハチミツを大さじ2杯ずつ、レモン汁を小さじ2杯、バター30g、塩少々を入れサツマイモが柔らかくなるまで煮る

パリパリ食感を楽しむ!
飽きることのない「進化系大学いも」

 

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@m.o5o9.m.さんの作ったのは、ユニークな大学いも。大学いもを春巻きの皮で巻いて揚げるという、ありそうでなかった発想です。「大学いもって食べすぎると重たくなってきて途中で飽きてしまうこともありますが、これは、パリパリした春巻きの皮と中のホクホクしたサツマイモがミックスされた食感がやみつきになり、ひとつ食べるともうひとつ……と、手が止まらなくなる我が家の人気デザートです」

〈レシピ〉
レンジで加熱してつぶしたサツマイモにバターと砂糖を加える
春巻きの皮で包んで揚げる
フライパンで熱したしょうゆ、砂糖、みりんに絡めて完成!

蒸しパンのような優しい味わい。
「カラフル鬼まんじゅう」

 

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@hanayumetarouさんは愛知県民のソウルフードだという「鬼まんじゅう」をよく作るそう。ちなみにゴツゴツした表面が鬼の角や金棒に似ていることから、その名が付いたのだとか。「鬼まんじゅうはサツマイモだけでもいいのですが、今回はご近所からいただいた紅はるかと鶴首カボチャで色鮮やかに仕上げました。蒸しパンのようなホッとする味わいでとてもおいしいんですよ。我が家ではサツマイモが最も甘くなる冬場によく作ります」

〈レシピ〉
サツマイモとカボチャ(500g)を1㎝角に切り、よく水にさらしてから水気を切ってボウルに入れる
きび砂糖(60g)をサツマイモに混ぜ、水分が出るまでしばらく置く
小麦粉(80g)と塩小さじ1/2をサツマイモに振るい入れ、水分と一緒に混ぜ合わせる
③を小さなおたま一杯程度取り、オーブンシートに小さく切ってのせ、強火で15〜20分程蒸す

砂糖は使わず素材の甘味で勝負する
一口サイズの「スイートポテトパイ」

 

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@irukanoshippoさんは、サツマイモ自体が持つ自然の甘味を生かした「スイートポテトパイ」をよく作るそう。「スイートポテトを作る際によく使われる生クリームや砂糖を一切使わないのがこだわりです。冬のサツマイモはしっかり甘いので、サツマイモ自体の甘さを邪魔しない程度にハチミツで少し補填してあげるイメージです。ちなみにパイは一度に大きいサイズで作ったものを一口サイズにカットして食べやすさも意識。パイ類にありがちな食べ散らかしのストレスもなくなりますよ」

〈レシピ〉
広げた冷凍パイシートの上に、ハチミツとバターを混ぜたスイートポテトの生地を細長くのせる
①をのり巻きの要領で巻く
②をオーブンで焼き、最後に一口サイズにカット

市販の焼き芋を使う時短スイーツ!
絡めるだけの「焼き芋キャラメリゼ」

 

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アイデアレシピを多数投稿している@uukanubaさんは市販の焼き芋を使った超簡単&おいしいスイーツを思いつきました。「有名な焼き芋専門店『かいつか』の焼き芋を使いました。焼きいも自体がとてもおいしいので、難しい味付けは不要かなと思い、塩キャラメリゼに。岩塩を使うことでより味わい深くなりました。この甘じょっぱさはクセになりますよ! 焼き目を付けることで出る香ばしさがおいしさをアップさせるんです」

〈レシピ〉
一口サイズに切った焼きいもに軽く焼き目をつける
グラニュー糖で作ったカラメルにいもを絡める
岩塩とゴマを振りかける

 

食物繊維やビタミンが豊富で栄養価も高いサツマイモ。メインディッシュだけでなく、スイーツとしていただくのも手ですね! 作るなら今が旬。ぜひチャレンジしてみてください。