浴室・お風呂リフォームの相場|ユニットバス交換の注意点

浴室リフォームの費用相場を、ユニットバスの同サイズ交換と在来工法からの変更に分けて解説します。土台の腐食など見積もり後に追加費用が発生しやすいポイント、工事中の入浴手段、失敗しない業者選びの視点まで、2026年時点の目安をもとに具体的に整理しました。

浴室リフォームは既存と同サイズのユニットバス交換なら60万〜120万円程度、在来工法からの変更やサイズ変更を伴うと100万〜200万円程度まで上がるのが一般的な目安です。費用差の正体は「解体してみないと分からない床下・配管の状態」にあり、契約前にこの不確実性をどう見積もりへ反映しているかが業者選びの分かれ目になります。この記事では部位別の相場感、工期と仮設風呂の現実、追加費用が発生しやすいポイントを具体的に解説します。

bath-reformの記事の導入内容に合わせた暮らしのイメージ
本記事の料金・サービス内容は2026年7月時点の一般的な目安です。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

浴室リフォームの費用相場【工法別】

浴室リフォームの費用は「ユニットバスへの交換か、在来工法(タイル張りの造作浴室)の改修か」で大きく変わります。現在ユニットバスの家をユニットバスに交換する場合が最も安く、逆に古い戸建てに多いタイル張りの在来浴室からユニットバスへ切り替える場合は、解体・下地補修・配管移設が加わるため費用が跳ね上がります。

工事内容 費用の目安(2026年時点) 工期の目安
ユニットバス→ユニットバス(同サイズ交換) 60万〜120万円程度 3〜5日
ユニットバスのサイズアップ・位置変更あり 100万〜180万円程度 5〜10日
在来工法→ユニットバスへの変更 100万〜200万円程度 7〜14日
在来工法のまま部分改修(タイル・浴槽のみ) 30万〜80万円程度 3〜7日
浴室乾燥暖房機・追い焚き機能の追加 15万〜30万円程度(単独工事の場合) 1〜2日

この表の幅の大きさこそが浴室リフォームの特徴で、同じ「ユニットバス交換」という言葉でも、下地の状態や配管の位置によって最終的な請求額が数十万円単位で変わります。正確な金額は現地調査を経た見積もりでしか分からないため、1社だけの提示額を鵜呑みにせず、複数社の見積もりを並べて相場観をつかむことが結果的に費用を抑える近道です。比較の進め方はリフォーム一括見積もりの使い方と費用相場で詳しく解説しているので、これから業者を探す人はあわせて確認してください。

ユニットバス交換で見落としがちな追加費用

見積書の本体価格だけを見て予算を組むと、着工後の追加費用に驚くケースが少なくありません。特に以下の3つは事前に業者へ確認しておきたいポイントです。

土台・床下の腐食

解体して初めて分かる床下の木材腐食やシロアリ被害は、築20年以上の戸建てで特に起こりやすい追加要因です。補修範囲によっては10万〜30万円程度の追加が発生することがあります。契約前に「解体後に不具合が見つかった場合の追加費用の目安」を業者に確認し、見積書に想定パターンとして明記してもらうと後のトラブルを防げます。

給排水管の移設・更新

浴室の位置やサイズを変える場合、給排水管の引き直しが必要になります。配管が古く錆びている場合は交換をすすめられることもあり、これも数万〜十数万円程度の追加要因になり得ます。

断熱・浴室暖房のグレードアップ

標準仕様のユニットバスは断熱性能が控えめなことが多く、「思ったより寒い」という不満につながりがちです。高断熱浴槽や浴室暖房乾燥機を追加すると数万〜20万円程度上乗せされますが、ヒートショック対策として優先度は高めに検討する価値があります。

bath-reformの比較ポイントをイメージした住まいの写真

工期中の入浴はどうする?仮設風呂と近隣対応

浴室リフォームで見落とされがちなのが、工事期間中の入浴手段です。工期が3〜5日程度の同サイズ交換であれば、近隣の銭湯やスーパー銭湯を利用しながら乗り切る家庭が多く、業者によっては割引券や近隣施設の案内を用意してくれることもあります。

一方、在来工法からの変更など工期が1〜2週間に及ぶ場合は、業者にレンタルの簡易シャワーユニットを手配してもらえるか事前に確認しておくと安心です。工事の順序としては「解体・下地補修→給排水設置→ユニットバス組み立て→内装仕上げ」という流れが一般的で、この間は洗面所や脱衣所も一部使えなくなることがあるため、タオルや着替えの動線を家族で共有しておくとストレスが減ります。

失敗しない業者選びの3つの視点

  1. ユニットバスの型番・グレードを複数見積もりで揃える:メーカーやグレードが違うと単純比較ができません。同じ型番・同じオプション構成で見積もりを依頼し直すと、施工費の差だけが浮き彫りになります
  2. 「一式」表記が多い見積書は要注意:解体費・処分費・給排水工事費などが個別に単価と数量で書かれているかを確認します。内訳が不透明な業者は、追加費用の説明も曖昧になりがちです
  3. 保証とアフター対応を書面で確認する:施工後の水漏れなど、引き渡し後に発覚する不具合への保証期間と対応範囲を契約前に確認しておくと安心です

複数社から見積もりを取る際は、要望を1回入力するだけで複数のリフォーム会社から提案が届く一括見積もりサービスを使うと効率的です。使い方や業者選定の詳しいコツはリフォーム一括見積もりの使い方と費用相場にまとめているので、浴室以外の水回りリフォームも合わせて検討している人はそちらも参考にしてください。住まい全体のリフォーム・住み替えを見渡したい場合はリノベーション・住み替えガイドから情報を整理するのもおすすめです。

bath-reformの実践手順をイメージした生活シーン

よくある質問

Q. ユニットバス交換だけなら1日で終わりますか?

A. 同サイズ・同位置での交換であっても、解体・配管接続・組み立て・内装仕上げの工程があるため、最短でも3日程度、標準的には3〜5日程度かかるのが一般的な目安です。1日で完了するケースはまれで、工期を短く見積もる業者にはその根拠を確認することをおすすめします。

Q. 浴室リフォームの費用を抑えるコツはありますか?

A. 位置やサイズを変えず、ユニットバスの標準グレードで交換すると費用を抑えやすくなります(2026年時点の一般的な目安で60万〜120万円程度)。また複数社から見積もりを取り、同じ仕様で比較することで施工費の差が見えやすくなり、結果的に適正価格での契約につながります。

Q. 賃貸でも浴室リフォームはできますか?

A. 賃貸物件の浴室リフォームは原則として貸主・管理会社の承諾と負担範囲の合意が必要です。入居者側の判断だけで進めることはできないため、まずは管理会社に相談し、費用負担や原状回復の条件を書面で確認してから検討を進めましょう。

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