「ねむりの相談所」で睡眠の質を調べてみると意外な結果が!1/2

良質な睡眠は、美容や疲労回復のために欠かせません。そうはいうものの、自分の睡眠に満足していない方も多いでしょう。東京西川では、専用機器を用いた睡眠測定サービス「ねむりの相談所」を展開。このサービスを実際に受けてみた筆者がレポート。結果を受けて、さっそく睡眠改善を考え始めました。 

東京西川が、睡眠環境コンサルティングサービス「ねむりの相談所」を開設したのは2017年3月。事前予約をすれば誰でも気軽に日本睡眠科学研究所認定の“スリープマスター”によるアドバイスを受けることができます。「病院に行くほどでもないけれど、自分の眠りが気になるので専門家に診てもらいたい」、「睡眠の質を向上させたいのでプロのアドバイスがほしい」という一般の方々が多数利用されているようです。私、ライターmisaは日々取材や執筆に忙しく動いていますが、睡眠には特に悩みはなく、むしろ寝付きはよく、ぐっすり眠れているほうだと自覚しています(笑)。が、実際のところはどうなのでしょう? さっそくスリープマスターのもとを訪ねてみました。

スリープマスターの速水さん。「翌日に疲れを残さないためにも、睡眠はとても大事です。一緒に改善していきましょう!」

今回訪れたのは東京西川のショールーム(通常は全国20箇所の直営店、百貨店、寝具専門店でサービスを展開)。スリープマスターの速水美智子さんに説明していただきつつ、コンサルティング開始です。

コンサルティングシートの質問に答えていきます。生活習慣に関する質問から寝具についての質問まで、内容は多岐に。

まずは睡眠時間や生活習慣、寝室環境などの基本情報をコンサルティングシートに記入。日常的な運動の有無、湯船に浸かる頻度、枕の使用年数などを事細かに書いていきます。なんだか病院の問診票を書いているようで、専門性の高さがうかがえます。
「コンサルティングシートの回答だけでも、ある程度の不眠の理由はわかることがありますが、そこに専用機器による測定結果の数値を照らし合わせることで、より正確なアドバイスをご提案できるんです」と速水さん。私の場合、子供がまだ小さいこともあり、生活スタイルは朝型。犬を飼っているので朝晩の散歩もしているし、睡眠の質を落とす目立った理由はシート上では見当たりませんでした。「やっぱり私の眠りは問題ないかも⁉」と内心ホッと思いながらも、睡眠環境を測定するための「活動量計」と「センサ」を借りて、これから1週間、睡眠状態と寝室環境の実態を測定です。

「活動量計」をウエスト部分に装着。気分は万歩計!? 日中の活動量や睡眠中の寝姿勢などを測定します。

「活動量計」は、ウエスト部分に装着します。入浴時以外は常に付けています。この器具を付けるだけで、日中の活動量から寝床についた時間、実際に寝ていた時間まで測定できるそうです。なんだか緊張してしまいます。

寝室環境を測定する「センサ」をベッド脇の壁に設置。明るさや温度、湿度など、睡眠中の室内環境を1週間測定します。

一方の「センサ」は、寝室のベッド脇の壁に設置(本来は枕元に置くのがベストだそうですが、愛犬の“おもちゃ”になってしまう恐れがあったので壁に設置しました)。このセンサーは寝室の環境を測定するもの。寝室の温度や湿度、明るさ、音圧などを24時間測定してくれます。
「活動量計」と「センサ」、このふたつをセットして測定開始です。

さて、その結果はいかに……!?