異常気象や災害などが続く日本列島。大切なペットを家で留守番させておくのはとても心配…。そんな不安を解消してくれるのが、留守番中のペットを見守る「ペットカメラ」。既にペットカメラを購入済みの飼い主さんの口コミを徹底パトロールして、使いやすいと高評価のペットカメラを分析しました。
ペットを飼っている人なら、お家で留守番中のペットが元気にしているかどうか、淋しがっていないか、お腹を空かせていないか…etc.いろいろと心配してしまいますよね⁉ 私も９歳の大型犬(ラブラドール)を飼っているのですが、この夏に多機能満載の「ペットカメラ」を購入し、スマホからいつでもペットの様子が見られるようになって不安が軽減されました！ 同じく買って良かったという飼い主さんの口コミを分析してみると、特に満足度に関係していたのがこの３ポイント。
①国内でのアフターケアがしっかりしている
②Wi-Fi対応で設置も操作も簡単にできる
③帰りが遅くなっても安心な暗視機能付き
この３点をクリアした「ペットカメラ」に絞って商品をチェック。その他の機能を比較しながら、おすすめの商品をピックアップしました。
目次
①『パナソニック』スマ@ホーム
屋内スイングカメラKX-HC600-W
各種センサーが異変を通知！
ペットも家も見守る高機能タイプ
別売りカメラや各種センサーを活用したい欲張り派に最適。『パナソニック』スマ@ホーム 屋内スイングカメラKX-HC600-Wサイズ：約H11.5×W7.7×D7.7㎝ 重さ：270ｇ 画素数：30万画素 電源：ACアダプター
ホームユニット(無線LAN接続機器)とカメラがセットになった商品で、１台のユニットに、携帯８台と別のカメラ４台を同時に登録でき、独自のホームネットワークシステムが作れます。ユニットのカメラは、部屋全体を見渡せる首振り機能(上下90度、左右360度)で広範囲をカバー。上下運動の多い猫の飼い主さんからも「よく見えて助かる」との声も。登録場所へ簡単にカメラを向けたり、ペットに声掛けができる見守り機能に加え、動作、温度、音の各センサー付きで室内の監視体制も万全。同社のエアコン「エオリア」と連携ができ、外から操作ができる点も便利です。我が家の場合、ラブラドールの熱中症対策で温度センサー付きのこちらを購入。仕事で長時間のお留守番をさせている日も、慌てて帰る必要がなくなりました。
モニターにはこのように映ります。こんな風に、いつものお気に入りの場所ですやすや寝ていると安心できますよね。
②『トモファン(Tomofun)』
ファーボ(Furbo) ドッグカメラ
おやつが飛び出て躾もできる
コミュニケーション重視型
人と犬を感知するAI新搭載でパワーアップした犬専用カメラ。『トモファン』ファーボ ドッグカメラ サイズ：約W12×H22.5×D15㎝ 重さ：950g 解像度：フルHD/1080p 電源：ACアダプター
おやつが飛びだすペットカメラとして注目された世界的ベストセラー。おやつが出るときに鳴る音は躾に有効な効果音を採用。この音は飼い主さんの声に変えられるので、最初はびっくりする犬もすぐに慣れると好評です。会話機能はもちろん、本体ライトに犬が認識できる色を使うなど、より深い意思疎通ができそうです。カメラは160度広角レンズでフルHDの高性能。近寄ってきたペットの顔をオンタイムで撮影し、アプリ内でSNSへの投稿もできるので、カメラを上目使いの位置にセットすればベストショットが撮れそう。AIを搭載した新モデルにリニューアルして、人とペットの動きを感知するスマートドッグ通知機能が無料トライアル中。ワンちゃん目線の仕様がさすがドッグカメラ。留守番を楽しみにさせる機能が満載で◎。
③『新鋭』ポチカメSC-533NH
防犯カメラメーカーが手掛ける
コンパクトかつ高機能機種
実用的な機能を網羅して取り扱いも簡単なミニマムタイプ。『新鋭』ポチカメSC-533NH 重さ：310g サイズ：約W11×H12×D11㎝ 画素数：100万画素 電源：ACアダプター
手の平サイズながら、首振り(上下90度、左右355度)、動作検知、音声通話と便利な機能が揃ったコンパクトカメラ。壁掛けにしてより広い視野で設置できるので、多頭飼いの家でもそれぞれをすぐ確認できて助かるとの口コミもあり。防犯カメラメーカーの商品らしく、別売りの人感センサーとドア窓開閉センサーをセットにすることも可能です。各種問い合わせに対応してくれるサポートセンターが常設されているので、機械が苦手なアナログ派には安心です。高い買い物だし操作も難しそうで……と二の足を踏んでいる飼い主さんにおすすめです。防犯機能を付けるかどうかをユーザーが選べる点も好ポイント。
④『エクストラン』イルボ(ilbo)
縦横無尽の移動式カメラが
ペットも室温もパトロール
無人の部屋を動き回りエアコンの調節もできる新次元カメラ。 『エクストラン』イルボ(ilbo) 重さ：825g サイズ：約W18×D18×H16.7㎝ 画素数：30万画素 電源：充電式 ※充電台別売り(連続使用時間/静止４時間、走行２時間)
遠隔操作でカメラ本体を動かせる自走式パトロールカメラ。前進＆後進と左右の旋回が可能で、ユニークなフォルムの内部に、斜め上45度まで振ることができる内蔵カメラを搭載。死角がないので、わんぱくな愛犬の行動も簡単にチェックできるのだとか。安定感のある倒れにくい形状で、段差８㎜以下、毛足の短いカーペットなら乗り上げ可能です。秀逸なのは、学習機能付きの赤外線リモコン搭載により、エアコンの遠隔操作ができる点。人間より高温に弱いペットのための室温管理には最適です。年内には録画機能の実装も予定されていて今後の進化も期待大。移動式なのでペットによって向き不向きが分かれるものの、やはり留守中にスマホで温度調節ができる機能は、高齢や持病のあるペットにはとても安心です。
⑤『プラネックス』スマカメ180
180度のワイドレンズが部屋を一望
防犯にも一役買う本格派カメラ
部屋全体の異常を感知して知らせる広角レンズ型カメラ。『プラネックス』スマカメ180 重さ：163ｇ サイズ：約直径6.8×D4.7cm(上部カメラ本体) 画素数：300万画素 電源：ACアダプター
背面に付いている強力マグネットを使い、カメラ部分を金属やキャビネットに固定設置することができる軽量タイプ。300万画素でフルHDの高画質はとてもクリア。水平180度、垂直100度の広角レンズが、ペットの広範囲な動きを一瞬でキャッチします。動体検知機能は、検知なしから最高位までの５段階設定。ペットの大きさや動きに合わせてレベルを決められ、通知方法もサイレント、音、振動に分かれているので便利。ペット用ガードにつりさげたカメラに、警戒心なく顔を近づけてくる犬もいるようです。ペットへの呼びかけもできる機能派ながら、価格がリーズナブルな点も魅力的。別売りの壁取り付け用キットもあるので、動線の違う犬と猫を飼っている家などでは、高い位置に壁付けすると、より使いやすくなる印象です。
普段は甘えん坊なのに、ケージに入ってすやすや寝ていたなど、「ペットカメラ」を使うと、お留守番中のペットの意外な一面が見られるかもしれません。ペットの種類や性格、留守番のパターンに合わせ、便利で安心なBESTペットカメラをぜひ見つけましょう！
